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夫が激務だから旅行に行きにくい……
1人で子供2人連れて旅行に行くのは大変かな
私も2024年3月に定型発達の娘7歳と軽度知的障害の息子5歳と旅行に行ってきました！
かなり楽しかったです
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、障害児を連れてワンオペ旅行した感想や楽しむコツを紹介します。
2024年3月に夫が海外出張に行ったので、その間に子供2人を連れてワンオペ旅行に行ってみました。
電車で1時間程度の近場への旅行でしたが、結果として非常に楽しめました！
本記事では、ワンオペ旅行の工程や旅行を楽しむために気を付けたことを紹介します。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で弱視＋軽度知的障害
- FP2級・Webライター歴8年
- 定型発達の娘と軽度知的障害の息子とワンオペ旅行に行った経緯
- ワンオペ旅行のスケジュール
- 車なしでも行ける山梨甲府エリアのおすすめ観光スポット
夫の出張＋子供の春休みが重なったため旅行を決意！
本記事の冒頭でも書きましたが、2024年の春休みに夫の海外出張があったので、子供2人を連れて旅行に行きました。
実家帰省以外でワンオペ旅行するのは初めてだったので、すごく緊張しました
旅行当日までは「本当に旅行行くべきかな」「お金使ってまで疲れに行く、なんてならないかな」とうじうじ悩むことも。
- できるだけ、ゆとりを持った工程を組む
- ホテルでダラダラする
- 子供も私も楽しむ
ただ、せっかく予約したので、上記を意識して楽しみました！
障害児育児×ワンオペ旅行の工程
定型発達の娘と軽度知的障害の息子と一緒に行った旅行のスケジュールは、下記の通りです。
- 1日目午前：出発・移動
- 1日目昼食：あずさ内で昼食
- 1日目午後：駅周辺、甲府城を散策
- 1日目午後：チェックイン
- 2日目朝食：ビュッフェ
- 2日目午後：アーケード街やお土産屋さんをうろうろ
- 2日目夕方：帰宅
それぞれ詳しく紹介していきます。
1日目午前：出発・移動する
当日朝は息子の進級準備で幼稚園に行く必要があったので、出発は昼前でした。
- 地元の路線バスでターミナル駅に行く
- ターミナル駅から特急あずさに乗る
特急あずさに乗るまでは、時間があったのでお昼ご飯を購入。
私も子供たちもはしゃいで買いすぎました……
1日目昼食：あずさ内で昼食
特急あずさに乗ったときは、ちょうどお昼だったので、購入したお昼を食べました。
特急あずさは全席指定なので、子連れで席を確保する必要もなく穏やかに過ごせました。
娘も息子も京都旅行依頼の特急列車だったので、ドリンクホルダーや折り畳み式のテーブルなどに大興奮。
興奮しつつも騒がずにいてくれて、昼食後は昼寝もしていました
1日目午後：駅周辺、甲府城を散策
特急あずさで目的地である甲府駅まで着き、まずは荷物を預けました。
チェックインまでまだ時間はありましたが、とりあえず宿泊先のホテルまで行き荷物を預けることに
手荷物だけになったことで、かなり身軽になり、駅周辺や甲府城を散策しました。
天気も良かったので、気持ちよかったです！
娘と息子は公園など広いところでとにかく走れれば楽しいので、甲府城も喜んでいました。
1日目午後：チェックイン
チェックインの時間になったので、散策を1回終わりにしてホテルに行きました。
泊まったホテルは「ドーミーイン甲府」で、子供向けのアメニティもかなり充実していました。
- パジャマ
- スリッパ
- 歯ブラシ
- お風呂用のスポンジ
子供用の上記のグッズを1人ずつ渡してもらい、子供たちも大喜び。
ホテルの部屋は適度に広く子供たちはソファでくつろいだり、ベッドに乗ったりと楽しそう。
荷物を整理した後は、温泉に。
温泉も洗い場もきれいで広くて、最高！
後は、時間のせいかガラガラで私たち以外に入浴している人がいないのもありがたかったです
入浴後はドーミーインならではのアイス食べ放題を私も子供も満喫。
食べ放題って何？すごいと娘は大喜びでした
2日目朝食：ビュッフェ
1日目の夜はそのままホテルでダラダラして、8～9時くらいに娘も息子も寝ました。
子供たちは2人も早起きなので、朝6時を過ぎるとごそごそ動き出しました。
私が「うるさいよ」と怒ることを知っているので、起こさないように努力はしてくれているようです……
無事寝坊しないですんだので、早めに朝食を食べに行くことに。
ドーミーインの朝食はビュッフェスタイルなので、私も子供も好きなものを好きなだけ食べました。
枝豆やだし巻き卵、フルーツなど意外と栄養バランスが整ったものを食べてくれ、ホッとしました。
私も「ほうとう」食べました！おいしかったです
2日目午後：アーケード街やお土産屋さんをうろうろ
チェックアウト後は特にやることも決めていなかったので、ホテルから駅へのアーケード街をうろうろしました。
文房具や雑貨好きの娘は町の小さな文房具店に入って物色したり、カフェに入ったり楽しんでいました。
息子は多少退屈そうにするときもありますが、特に騒がず。
アーケード街を楽しんだ後は「山梨ジュエリーミュージアム」に行きました。
息子がショーケースのガラスに触れてしまわないように気を付ける必要はありましたが、娘が喜んでくれたので良かったです！
土日は宝石作り体験もできるようです
山梨ジュエリーミュージアムの後は、昨日同様に甲府城へ行き、2人でまた走っていました。
2日目夕方：帰宅
帰りの特急あずさは予約しておらず、子供の希望を聞いてから帰宅時間を決める予定でした。
娘も息子も相当楽しかったらしく「夜までいようよ」「もう帰るなんて嫌だよ」と言っていたので、夕方の列車を予約しました。
帰りは相当疲れていたのか、電車では子供もぐっすり。
最寄り駅についたら娘は元気になったのか「駅で買い物したい」と言い、最終的に夕飯や文房具、雑貨などを物色しました。
子供も私も無事帰ってこれて、楽しい旅となりました！
【駅チカ】山梨甲府エリアのおすすめ観光スポット
今回、私たちは自家用車ではなく電車で旅行に行きました。
子連れ旅行にもかかわらず、電車で移動したのは単純で私の運転が下手だからです。
基本的に、知らない道は運転したくない……
山梨もブドウ狩りや牧場などに行く場合は車移動が必須ですが、甲府エリアであれば観光地が駅の近くに集中しているので車なしでも楽しめました。
私たちが駅から徒歩移動で楽しめた観光スポットは、下記の通りです。
- 甲府城
- 山梨ジュエリーミュージアム
- 甲州夢小路
それぞれ紹介していきます。
甲府城
旅行の計画を立てているときにも驚いたのですが、甲府城は甲府駅から徒歩すぐです。
駅を出れば甲府城跡が目の前なので迷う心配もありません
城の入り口は複数あるので、子供たちはちょっとした探検気分を味わっているようでした。
ただ、天守台に登る階段は結構1段が高く、子供が登るときには注意が必要です。
息子の手をつながなければならなかったので、7歳娘は自力で登る必要があり、少し怖かったです
子供の体力や年齢によっては、天守台などに登らず甲府城の芝生をうろうろして楽しむ方が良いかもしれません。
山梨ジュエリーミュージアム
2日目にホテルをチェックアウトした後に行きました。
名前の通り、様々な宝石やジュエリーを楽しめる博物館です。
恥ずかしながら、山梨県がジュエリーの名産地だったことを始めて知りました
ミュージアム内はこじんまりとしているので、丁寧に見て回っても30分程度で終了します。
宝石やキラキラしたものに興味を持つ子供なら楽しめますが、ミュージアム内では下記のルールを守る必要があるのでご注意ください。
- 飲食禁止
- 作品やケース類に手を触れるのは禁止
- 写真撮影禁止
- 走る、大声を出すのは禁止
- 大きな荷物を持って入るのは禁止（受付で預かってもらえます）
子供の特性や興味によっては、あまり楽しめない恐れもあります
山梨ジュエリーミュージアムではワークショップも開催しているのですが、基本的に土日のみです。
平日にミュージアムに行くと基本見るだけです！
我が家は、宝石やジュエリーを見て娘が喜んでいましたし、息子も「この中だと青いのが好き」などと感想を言って楽しんでいました。
| 受付時間 | 10:00～17:30 |
| 休館日 | 火曜日（祝日の場合はその翌日） 年末年始 |
| 入館料 | 無料 |
| 住所 | 〒400-0031 甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階やまなしプラザ内 |
| 電話番号 | 055-223-1570 |
甲州夢小路
甲州夢小路は、甲府駅北口にあるレトロな雰囲気が楽しめる観光スポットです。
お土産屋さんやレストランも多いですし、ランドマークである「甲府 時の鐘」などのように歴史を思わせる建築物も楽しめます。
時の鐘はボタンを押すと鐘の音を鳴らせます
私たちは昼間に行ったのですが、昼間は曜日ごとにライトアップされるそうで、そちらも見たかったです！
結論からいうと、甲州夢小路はめちゃくちゃ楽しめました！
お土産屋さんのアクセサリーショップ「玉屋」では、娘が自分のお小遣いで買う小さなネックレスを購入。
加えて、息子と娘は1回ずつ天然石すくいもチャレンジしていました！
レストランはおしゃれな店が多く、ワンオペ子連れには厳しい印象だったので、今回は見送りましたが今となっては後悔しています。
山梨の果物を活かしたジュース屋やジェラート屋もありました。
私たちが行ったときには、息子の機嫌が悪くならないかも気になりましたし、雨がぽつぽつ降っていたのでもっと楽しみたかったです
障害児育児×ワンオペ旅行を楽しむコツ
今回の旅では、定型発達の娘と軽度知的障害の息子を私1人で旅行に連れていき無事楽しむことができました。
私なりに旅行を楽しむためにした工夫は、下記の通りです。
- 100均のおもちゃを用意しておく
- スケジュールをガチガチにしない
- 大人も子供もホテルで時間をつぶすものを用意しておく
- 子供たちにも手伝い・協力を求める
それぞれ詳しく紹介していきます。
100均のおもちゃを用意しておく
娘と息子がつまらないと感じたときに備え、事前にこっそり100均でおもちゃを購入しておき持っていきました。
息子には自動車系のおもちゃで、娘はぬいぐるみ系と遊ぶためのお世話グッズにしました
結果として、電車での移動中やホテルで楽しそうに遊んでくれたので用意しておいてよかったです！
スケジュールをガチガチにしない
私1人で子供を連れて旅行するにあたり、とにかくスケジュールにゆとりを持たせることを意識しました。
行きたいところを下調べしすぎて、予定をこなせず疲れるのは本末転倒ですよね
今回の旅行の場合は「特急あずさ乗って、ドーミーイン泊まる」くらいしか決めていませんでした。
大人も子供もホテルで時間をつぶすものを用意しておく
旅行中は息子の機嫌がどうなるか予想がつかなかったため、基本的にホテルステイをする予定でした。
そのため、大人も子供もホテルでダラダラするためのおもちゃやゲームをたくさん用意しました。
基本的に私はゲーマーなので、switchがあればどこでも楽しいです
娘と息子用には、子供用のswitchとiPadを持たせました。
ホテルではアマプラでアニメ観たりゲームしたり温泉に行ったりと、のびのびと過ごせました
子供たちにも手伝い・協力を求める
旅行中はどうしても私の手が足りなくなるため、子供に自分でしてもらう機会や姉弟で協力してしてもらう機会を増やしました。
代表的なもので言うと、ホテルで荷物を子供たちに片付けてもらう、朝食ビュッフェの際には他の人のものも取ってくるなど。
子供たちも普段と違う環境なので、張り切ってやってくれました！
【まとめ】障害児育児中でもワンオペ旅行楽しめました！
「本当に楽しめるかな」と不安でしたが、障害児育児をしている中でも子供2人と私だけでのワンオペ旅行は楽しく過ごせました！
行先は電車で1時間程度で行ける近場でしたが、温泉にも入れおいしいものも食べられ満足です。
今でも写真を見返して楽しかったね～と、子供たちと話しています
ただ、夫がいないことで車移動が難しく、行けないエリアがあったのも事実です。
次は夫も連れていきたいです！
障害のある子を育てていると、なかなか息抜きも難しく、親子でお出かけを楽しむのが難しいこともあるはずです。
それでも、この記事を読んだ人が1人でも多く「ちょっとお出かけするか」「旅行に行ってみようかな」と思うようになったら、すごく嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました！
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