この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
特別支援学校や特別支援学級に見学に行くんだけど、何を聞こう……
質問内容をある程度リストアップしておくと、安心ですよ!私はランドセルの購入や通学方法について特に質問しておきました
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、障害のある子供の小学校見学の際に質問すべきことを解説します。
障害のある子供が小学校に入学するにあたり、どの小学校に入学させるべきかを検討するために就学相談を実施します。
就学相談は年中2月から年長4月・5月から始まることが多く、年長6月から9月までは入学先の小学校の見学や体験会が多く行われるはずです。
私も入学検討中の小学校を複数確認しました!
私の場合は、ある程度入学希望先の小学校を絞っていたため、見学予定の小学校も少なく、6月時点でぼちぼち予定が落ち着いてきました。
実際に就学相談で小学校見学をした経験を踏まえ、障害のある子の小学校入学にあたり見学時には何を見れば良いのか、何を聞いておくと良いかを解説します。
就学相談全体の流れは、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みいただけますと幸いです。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で弱視+軽度知的障害
- FP2級・Webライター歴8年
- 就学相談の際に、小学校の見学・体験はいつ行くか
- 障害児の小学校見学や体験会で確認したいこと・ポイント
- 障害児の小学校見学・体験会に行くときの注意点
障害児の小学校見学・体験会はいつ頃行く?
障害のある子は就学相談を受けて、子供の障害や特性に合った小学校を選ぶのが一般的です。
見学や体験会の時期は自治体や小学校によってもバラバラですが、大体年長6月から9月に行われることが多いです。
もちろん、突然の引っ越しなどもあるので、9月以降も事情によっては対応してくれる自治体がほとんどのはずです!
ただ、親子共に入学予定の小学校がなかなか決まらないのはストレスも大きいと思うので、可能であれば年長6月から9月にかけて見学会や体験会に参加しておくことをおすすめします。
【マネしてOK】障害児の小学校見学や体験会で確認したいこと・ポイント
私も弱視+軽度知的障害のある息子が入学する小学校を選ぶために、複数の小学校の見学会や体験会に参加してきました。
複数の小学校の見学会や体験会に参加したため、後から比較検討しやすいように下記のように質問リストを用意していました。
- スクールバスのルートやバス停
- 保護者の付き添い有無
- 付き添いが必要な場合、どこまで?いつまで?
- ランドセル登校?リュック登校?
- どんな方法で参加する?
- 遠足や行事の付き添い、送迎は必要?
- PTA活動はある?参加必須?
- 役員は何人選出されるのか、何年に一度くらい?
- 支援級の場合、普通級のPTAも参加するのか?免除なのか?
- 親の勉強会的なものはある?
- 学校→デイに引き渡すときは車乗り入れOK?
- 先生が確実に引き渡すのか?本人が待つのか?
- 先生の顔は明るいか
- 挨拶してくれるか(教職員や児童)
- 掃除は行き届いているか
- 通っている子供は楽しそうか
- ひとクラス何人?担任は何人?
- トイレの様子(キレイか、和式かなど)
- 休み時間はどんなことをする?
- 宿題の量、内容は?
- 小学校卒業後・中学校卒業後の進路はどこが多い?
- どんな進路サポートをしてくれる?
- 転籍制度の有無、過去にどれくらいいた?
- 普通級で支援級はどのような説明をされている?(支援級特有の質問)
- 交流級の内容、支援級の先生の付き添いの有無(支援級特有の質問)
- どんな合理的配慮をしてもらえる?(支援級で弱視フォローはしてもらえるかなど)
見学会や体験会でわからなかった上記の内容については、個別で質問していました!
息子のランドセルは義父母が購入予定のため、割と詳しく情報収集しました。
他には、息子は知的障害だけでなく弱視もあるので、タブレット教材の活用や個別の配慮については、丁寧に確認しています。
障害児の小学校見学・体験会に行くときの注意点
就学相談の際に小学校を見学、体験するときには、何を見ればよいのかどんなことに気を付ければ良いか、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
私は、下記の点に気を付けて見学会や体験会に参加していました!
- 子供同伴かを確認しておく
- 申し込み方法を確認しておく
- 年中児でも見学・体験できる場合もある
- HPなどで確認できる情報は事前に調べておく
それぞれ詳しく紹介していきます。
子供同伴かを確認しておく
特別支援学級や特別支援学校の見学は、保護者のみが参加するケースも多いので、事前に確認しておきましょう。
私の住んでいる地域では「見学会は保護者のみ参加」「体験会は子供も連れて参加」でした。
見学会参加後に体験会を予約するシステムでした!
保護者のみで参加する場合は、下記も検討しておく必要があります。
- 見学当日、子供は幼稚園や保育園に行かせるのか(預け先を確保できるか)
- 子供の送迎担当を誰がするかや延長保育の利用は必要か
私の場合、見学会の時間と息子を幼稚園に送る時間が被っていたため、夫が幼稚園に送り、私が見学会に参加しました。
申し込み方法を確認しておく
小学校の見学や体験をする際には、どのような方法で申し込むのか確認しておきましょう。
申し込み方法は、下記の2種類に分けられます。
- 保護者が自分で小学校に連絡して申し込む
- 就学相談の担当者が小学校と調整する
私の住んでいる地域では、就学相談の担当者が1人ついてくれ、見学会や体験会の予約をすべて調整してくれるので非常に楽でした。
年中児でも見学・体験できる場合もある
就学相談=年長児と思われがちですが、年中児でも小学校の見学、体験を受け付けている学校もあります。
公開授業を見に行けば、児童や先生の様子、施設を確認できますね!
HPなどで確認できる情報は事前に調べておく
見学会や体験会の時間は限られていますので、事前にHPなどで確認できる情報は調べておくことをおすすめします。
調べた上でわからなかったことのみを聞けば、必要な情報を効率よく集められるはずです!
就学相談の小学校見学・体験についてのよくある質問
最後に、就学相談での小学校見学や体験に関するよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 障害のある児童生徒の就学先はどのように決定される?
- 年中の終わりから年長の始めから就学相談が始まり、入学検討先の小学校の見学や体験を行い、希望の小学校を決めるケースが多いです。
そして、最終的に教育委員会や専門家、保護者の意見交換が行われ、就学先の小学校を決定します。
▶就学相談の流れについて詳しくはコチラ
- 特別支援学校に入学可能な障害の程度は?
- 特別支援学校に入学できる障害の種類は、下記の5つです。
・視覚障害
・聴覚障害
・知的障害
・肢体不自由
・病弱
ただし、入学できる障害の程度は自治体や入学先の特別支援学校のキャパによっても、変わってくるのが現状です。
▶障害のある子の小学校選びについて詳しくはコチラ
- 就学相談で支援級・支援学校の見学をするときは親だけですか?
- 学校によって違います。最初の見学会は親のみ参加で、後日行われる体験会は親子で参加といった場合も多いです。
見学先・体験先の学校や就学相談の担当者に事前に確認しておきましょう。
【まとめ】納得いくまで小学校の見学・体験会に参加しよう
小学校生活は6年間続きますし、子供も小学校生活を通じて大いに成長するはずです。
子供が平日日中過ごす場所となる小学校選びは非常に重要であり、親子共に納得できるまで何度も見学や体験を行うのが良いでしょう。
ただし、見学や体験の時間は限られているので、事前に質問リストを用意しておくとスムーズです。
自宅に帰って落ち着いてから、各小学校を比較するときにも、質問リストがあると便利です
本記事でも、小学校の見学、体験にあたり質問すべき内容をまとめたので、ぜひご活用ください。
本記事を読んだ人が1人でも多く、自分に合う小学校を見つけられることを願っています。
読んでいただきありがとうございました!
こどもちゃれんじなら
小学校準備にもおすすめ
毎月届くワークで、
無理なく運筆や読み書きを学べます
- 年長向け教材は1ヶ月あたり2,730円~
- 紙教材とタブレット教材を選択可能
- エデュトイを使って楽しく学習可能
\ 鉛筆の練習におすすめ /