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軽度知的障害や境界知能の子供に、通信教育はハードルが高いかな?
受講して問題が解けないのは、お金がもったいない
軽度知的障害の息子は年長4月からこどもちゃれんじの「じゃんぷタッチ」を受講しています!
解けない問題もありますが、解ける問題が増えてきました!
本記事では、軽度知的障害の息子がこどもちゃれんじの「じゃんぷタッチ」を3ヶ月受講してわかった感想を紹介します。
息子は急性脳症の後遺症で弱視+軽度知的障害となりました。
「理解が遅い息子のために何かしてあげられないかな」と悩んでいたのですが、思い切って年長4月から、こどもちゃれんじの年長向け教材「じゃんぷタッチ」の受講を始めました。
学年相当の教材を受講するか悩みましたが、結果として何とか1年遅らせなくても何とかなりました
できなくて癇癪を起こしたり、落ち込んだりするかと心配でしたが、3ヶ月間で息子は学習習慣を身につけ、できることも増えてきました。
本記事では、年長の息子がこどもチャレンジの年長向け教材である「じゃんぷタッチ」を受講した感想を紹介していきます。
7/31(水)までに〈じゃんぷ〉7月または8月号に入会すると、受講費が1,000円割引になるキャンペーン中です。
夏休み中に少しでも入学準備や自宅学習をしておきたい人は、ぜひご活用ください。
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- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で弱視+軽度知的障害
- FP2級・Webライター歴8年
- こどもちゃれんじタッチを受講したメリット
- こどもちゃれんじタッチを受講したデメリット
- 軽度知的障害の子供に学年相当のこどもちゃれんじは合うか
受講してよかったこと・メリット
軽度知的障害の息子がこどもチャレンジのタブレット教材(こどもちゃれんじタッチ)を受講したことで、毎日の学習習慣が身につきました。
他にも、受講してよかったと感じたメリットは、主に下記の通りです。
- 学習習慣が身についた
- 似た問題を繰り返すことで確実に身についてきた
- 子供のできないところ・できるところがハッキリした
それぞれ詳しく紹介していきます。
学習習慣が身についた
年長息子は幼稚園に行く日はチャレンジをやる習慣が身につき、平日はほぼ毎日学習できるようになりました。
こどもちゃれんじタッチはアラーム機能も付いているので、決まった時間に電源が入ります
年長の6月時点では息子も嫌がっていないので、このまま小学校入学後も学習習慣が身についていると嬉しいです
似た問題を繰り返すことで確実に身についてきた
息子が受講しているのは「じゃんぷタッチ」であり、タブレット教材なので何度も同じ問題を繰り返せます。
一度で理解することが難しい軽度知的障害の息子でも、問題の種類によってはこなせていますし、4月時点よりもできる問題が増えてきました
子供のできないところ・できるところがハッキリした
こどもちゃれんじタッチは読み書きや数字、時計などを幅広く学べるので、子供の好き・嫌いな分野や得意・苦手な分野も把握しやすいです。
勉強している息子の隣で私が見守っているのですが、自分1人で解ける問題もあれば、まるで解けない問題もあります
苦手な部分(読み書き)に関しては、普段の生活の中で「ひらがな探しゲーム」などをする機会を増やすようにしています。
小学校入学までに、本人ができることを少しでも増やしてあげたいです!
受講したが微妙だったこと・デメリット
年長向けのこどもチャレンジタッチを受講したものの微妙だなと感じた部分もいくつかあります。
あくまで我が家で感じたデメリットは、下記の通りです。
- タブレット教材でも子供が1人で取り組むのは難しい
- タブレット教材はエデュトイが来ない
- 問題の内容・レベルによっては不正解が続き落ち込む
- タブレットの操作に慣れて適当に回答するようになった
それぞれ詳しく紹介していきます。
タブレット教材でも子供が1人で取り組むのは難しい
こどもちゃれんじタッチは、タブレット教材であり、公式HP上では「子供1人で取り組める」をウリにしています。
そのため、息子がこどもちゃれんじタッチに取り組むときには、私か主人が隣で付きっ切りでそばにいる状態です。
息子は平日朝に勉強しているので、勉強に付き添うのは忙しくて正直嫌だなと思うときもあります
軽度知的障害や境界知能など、1人で勉強することが難しい子供がタブレット教材で勉強するときには、手がかかる可能性も理解しておきましょう。
タブレット教材はエデュトイが来ない
こどもちゃれんじと言えば、知育玩具(エデュトイ)が有名ですが、タブレット教材を選択した場合はエデュトイが来ない点にご注意ください。
友達が持っているエデュトイをうらやましがり受講した場合は、タブレット教材を選ばない方が良いかもしれません
「これ以上おもちゃを増やしたくない」などの事情がある場合は、紙教材ではなくタブレット教材を選ぶのがおすすめです。
問題の内容・レベルによっては不正解が続き落ち込む
タブレット教材の場合、機械的に正解・不正解が判断されるため、息子の機嫌が悪いと落ち込むときがあります。
親だったらオマケで〇してあげることができても、タブレットだと難しいですよね……
ただ、正解のときには花丸がつくため、×がつかないからといって子供が不正解に気付かないことはありません。
落ち込みやすい子供や完璧主義の傾向がある子供がタブレット教材を受講すると、親子で疲弊してしまう可能性もあるでしょう。
こればっかりは子供の性格なので、実際に試すしかありません
タブレット教材が子供に合うかや使い勝手を試したいのであれば、スマイルゼミの無料体験を利用するのもおすすめです。
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タブレットの操作に慣れて適当に回答するようになった
こどもちゃれんじタッチを3ヶ月受講して息子もタブレットの操作に慣れたのか、わからない問題を適当に回答するようになりました。
問題文の読み上げを全部聞かないうちに、タッチするので「わからない部分もわからない」状態で非常にいらつきます……
私もつい「あ、適当に答えないで!」と大きな声を出してしまうこともあり、勉強自体が嫌になってしまうときもあるほどです。
ただ、紙教材に切り替えたところで「わからない問題を放置するだけ」になるはずなので、ある程度は仕方ないかなとも思います。
境界知能・軽度知的障害の子は学年相当のこどもちゃれんじで勉強できる?
境界知能・軽度知的障害の子供をお持ちの親御さんは、学年相当のこどもちゃれんじタッチのレベルは子供に合っているかが気になるのではないでしょうか。
DQ64で軽度知的障害の息子が3ヶ月こどもちゃれんじタッチを受講した際の学習レベルに関する感想は、下記の通りです。
- ひらがなは「書く」以外は難しい
- 数字は「足し算」は難しい
- 時計は「ちょうど・半」ならわかる
- 思考力系の問題は予想以上に取り組める
- 自然科学は興味津々
- アート系は一応取り組む
それぞれ詳しく紹介していきます。
ひらがなは「書く」以外は難しい
ひらがなは、一文字と一音が対応していることをやっと理解し始めたレベルなので、読みの問題については難しいです。
息子はできない問題について癇癪を起こすタイプではないので、ひらがなの読みに関する問題は「ここ答え教えて」と聞いてくるので、私が正解を読み上げ回答する形です。
ひらがなの勉強については、小学校入学に向けSTさんなどに学習方法を相談したいです
数字は「足し算」は難しい
数字は数を数えることは、親がフォローすればこなせます。
視力の問題なのか1~10はすらすら言えますが、数えるときに指がずれてしまうのが悩みです
ただ、数字と数の対応はまだまだ難しいですし、足し算はもっての他です。
年長向けのこどもちゃれんじタッチでは、下記のような問題が出題されます。
- 4つのりんごと2つのバナナがそれぞれカゴに盛られている
- それぞれの果物を一つのお皿に移す
- 全部でいくつなのか回答する
上記のように、足し算もスモールステップで学習できるのですが、息子はそれぞれのステップが独立している印象です。
果物を移すときは移す作業に一生懸命で、全部でいくつになるかは都度数えています
加えて、数字と数の対応もあやふやなので「全部で6だね」と理解したところで、正解の6を選ぶのも一苦労です。
ただ、4月時点では上記のステップをひとつずつこなすのも難しかったので、残り9ヶ月の幼稚園生活でどこまで伸びるか楽しみでもあります。
時計は「ちょうど・半」ならわかる
時計は「ちょうど」と「半」は理解できるようになりました。
ただ、先ほども書きましたが数と数字の対応ができていないので「8時ちょうどに針を合わせよう」などの問題は解けません。
8時から8時半に針を動かす問題なら答えられます!
時計に関しては、数字と数が完璧に対応しないと難しいですし、分を理解するには60までの数を理解しなければいけないので焦らず学習します。
思考力系の問題は予想以上に取り組める
こどもちゃれんじタッチには、読み書きや数字、時計だけでなく子供の思考力を養う問題も少し用意されているのですが、こちらは予想以上に解けています。
こどもちゃれんじタッチで出題される「考える力」の問題は、下記のような形式です。
引用:株式会社ベネッセコーポレーション
歯車がすべて動くように並べる問題です
これらの問題は主旨さえ理解すれば、1人でがんがん解いていけます。
軽度知的障害の息子については「理解力がないなぁ」「すぐ忘れるなぁ」と日々思っていたので、問題を解く様子を見てすごくビックリしました
記憶力や認識に問題があるだけで、思考力自体はそれほど遅れていないのかな?とも最近は思っています。
自然科学は興味津々
1ヶ月に数回分用意されている自然科学系の教材は、非常に楽しんでいます。
ちなみに自然科学系の教材はアニメ+簡単なクイズ程度の構成なので、息子が1人で取り組めて非常に楽です
1日3つやる課題のうち自然科学系があると、親の私も「ラッキー、今日は楽な日じゃん」とひそかに喜んでいます
アニメで学んだ内容は印象に残るらしく、数日経っても学んだ内容について話すことがあるほどです。
息子の場合、6月に学んだ食虫植物が衝撃的だったのか、外出先で咲いている花も「食べられちゃうかな」と少し心配そうにしています。
アート系は一応取り組む
こどもちゃれんじタッチは、動画編集や画像制作などのアート系の課題も用意されています。
アート系については1人で説明を聞いて取り組むものの、先ほど紹介した自然科学系よりは興味が薄そうです。
その場で楽しむものの「もう1回やる?」と聞くと「いや、もういい」と言っています
とはいえ、アート系も1人で取り組んでくれるので、親としては楽です。
境界知能・軽度知的障害の子は1人でこどもちゃれんじに取り組める?
先ほど紹介したように、軽度知的障害の息子でも学年相当のこどもちゃれんじタッチに取り組むことは可能です。
加えて、子供が1人で学習を進めるのはタブレット教材であっても、ほぼ無理です。
療育などで知り合ったママ友にこどもちゃれんじの感想を聞かれたときには、このように伝えています。
- タブレット教材でも問題によって解けるものと解けないものがある
- タブレット教材でも親のフォローは結構必要になる
- 紙教材なら問題を読めないから親のフォローが必要不可欠である
- 子供の性格や特性によっては、不正解がはっきりするタブレット教材は向かない
「タブレットなら子供が1人で勉強するかな」と、期待するのはやめた方が良いですね
タブレット教材でも紙教材でも親の手助けが必要なことには変わりないので、子供の性格や特性、小学校入学までに身につけたいことによって受講スタイルを決めるのが良いでしょう。
【年長向け】こどもちゃれんじタブレットの受講費用
年長向けのじゃんぷタッチの受講費用は、①12ヶ月一括払いと②毎月払いの2種類を選択可能です。
12ヶ月一括払いの方が受講費用は安いです
12ヶ月一括払いと毎月払いそれぞれの受講費用は、下記の通りです。
12ヶ月一括払い | 37,820円 【内訳】 7月号:2,230円 8~3月号(3,230円/月):25,840円 4~6月号(3,250円/月):9,750円 |
毎月払い | 7月号:2,990円 8月~3月:3,990円 4月以降~:4,020円 |
入会金も退会金もかからず、タブレットの端末代も不要です!
毎月の受講費用だけで、小学校の入学準備ができると考えるとコスパが良いなと感じています。
こどもちゃれんじタブレットについてのよくある質問
最後に、こどもチャレンジタッチに関するよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- チャレンジタッチは一日何分やればいいですか?
- こどもちゃれんじタッチは、1日3レッスンやるのが基本となっています。
その日やるレッスンを自動で選んでくれるので、学習ペースをつかみやすいです。
学習時間にかかる時間は子供の性格やレッスン内容によりますが、息子の場合は20分程度で終了します。
- こどもちゃれんじタッチはいつまで使えますか?
- こどもちゃれんじタッチは進級・退会後も利用期間内は使用できます。
教材やアプリについては翌年度の3月まで使えるとされているものが多いです。
【まとめ】得意・不得意の洗い出しになり受講してよかったです!
軽度知的障害の息子に学年相当の教材を受講して良いのかな、1学年遅らせるべきかなと悩んでいたのですが、結果として学年相当を受講してよかったです。
確かに、ひらがなの読みなど息子に難しい問題もたくさんあるのですが、毎日の学習を通じて息子のできる部分とできない部分をはっきりさせることができました。
また、4月に受講を開始して3ヶ月経ちましたが、意味すらわからなかった問題を理解して解けるようになってきて成長も感じられています。
小学校入学後も学年相当の教材を受講するのか、そもそもチャレンジを続けるかは微妙ですが、年長の間はとりあえず受講を続けてみたいです!
この記事を読んだ人が1人でも多く、お子様に合う教材を見つけられることを願っています。
読んでいただきありがとうございました!
\ 小学校入学準備はこれでバッチリ /