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子供の筆圧が弱くて困っている……小学校に入学後困るかな?
子供のペースに合わせて練習すれば、少しずつ筆圧も強くなりますよ!
本記事では、子供の筆圧が弱いとお悩みの人に向けて原因や練習方法を解説します。
息子は通っている幼稚園で筆圧の弱さや手先の不器用さを指摘されました。
確かに食事や着替えも補助が必要であり、手先は不器用なので年中の夏休みに家庭で書く練習を増やすようにしました。
その結果、書くことを嫌がっていた息子が毎日自分からお絵描きやワークに取り組んでいます!
本記事では子供の筆圧改善に取り組んだ経験を活かして、筆圧が弱いときに考えられる原因や練習方法を解説します。
なお、筆圧練習や知育・教育におすすめの通信教育は、下記の記事で詳しく紹介しているので、あわせてお読みください。
- 子供の筆圧が弱い原因がわかる
- 子供と一緒にできる筆圧改善の練習方法がわかる
- 子供の筆圧を強くするときに意識すべきことがわかる
筆圧が弱いときに考えられる原因
子供は大人と比べ、指先の力も弱く不器用です。
そのため、鉛筆で書かせてみて「筆圧が弱い」「文字が読みにくい」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
我が家のように、幼稚園などで指摘を受ける場合もあるかと思います
子供の筆圧が弱いときには、主に下記の原因が考えられます。
- 手先が不器用
- 筆記具に不慣れ
- 書くことに自信がない
それぞれ詳しく解説していきます。
手先が不器用
幼児は指先を使うことに不慣れですし、適切な力で指先を使うことも練習中です。
- 指先を使った遊びを子供が好まない
- 発達障害などにより、手先が不器用である
上記のケースでは、同年代の子供と比較たときに手先が不器用で鉛筆を上手く使いこなせず、筆圧が弱くなる可能性があります。
筆記具に不慣れ
クレヨンでは上手に書けるものの色鉛筆や鉛筆で書かせると筆圧が弱い場合は、単純に筆記具に慣れていない可能性があります。
子供が使いやすい筆記具を選んであげると、筆圧が気にならなくなる可能性があります
書くことに自信がない
筆記具の使い方や指先の器用さに問題がないにもかかわらず、筆圧が弱い場合は子供が書くことに自信を持っていない可能性があります。
- 書くときに間違えるのを嫌がる
- 書くことが好きではない
- 緊張している
上記のケースでは、筆圧が弱く線が薄くなってしまう、ヒョロヒョロとした線になります。
書くときに間違えるのが嫌な子は、消しゴムの使い方をセットで教えてみるのがおすすめです!
筆圧が弱い子供と行った練習方法
息子は年中の1学期に筆圧の弱さを幼稚園で指摘され、夏休みから自宅でも運筆の練習を始めました。
息子は人形遊びやごっこ遊びが大好きでお絵描きなどは好きでなかったので、練習を開始するまで私は息子がクレヨンや鉛筆を持っている様子も数えるほどしか見たことがありませんでした。
そのためネットやSNSなどで調べたり、療育のスタッフに相談したりしてスモールステップで練習計画を立てることに。
息子と行った筆圧改善の練習方法は、下記の通りです。
- 太目のクレヨンで練習する
- 細めのクレヨンで練習する
- 「くもんのこどもえんぴつ」で練習する
それぞれどんなことを行ってきたか、紹介します。
太めのクレヨンで練習する
細い鉛筆や色鉛筆は指先が不器用な息子には難しいと感じたため、まずは太めのクレヨンで練習を始めました。
自宅に息子専用のクレヨンがなかったので、新しいものを買ってあげたら喜んでくれました
我が家では「サクラクレパス 水で落とせるクレヨン12色」を購入しました。
子供が机や床に書いてしまってもすぐに拭けます。
細めのクレヨンで練習する
太いクレヨンで自信を持って濃い線を書けるようになったら、幼稚園で使用していた細めのクレヨンで練習を開始しました。
息子は同年代の子より指先が不器用なので、つまむなどの細かい動作も苦手です。
書く練習は運筆用のドリルやワーク、塗り絵等を使用しました。
ドリルは複数の会社のものを試したのですが、こどもちゃれんじが販売している「はじめてのワーク 2・3・4歳」が良かったです。
- 子供が好きな「しまじろう」が出てくる
- シールも多く運筆に疲れたときの気分転換にもなる
- 学習内容の種類が豊富でバランスが良い
例えば、しまじろうが持っているものと同じものを見つける課題も「帽子」や「靴」など日常生活で子供が使うものが多く出てくるため、生活と勉強が結びつく感覚を味わえ子供も取り組みやすいようでした。
くもんのこどもえんぴつで練習する
細めのクレヨンでも上手に書けるようになったら、いよいよ鉛筆を試してみます。
ただ通常の太さの鉛筆では細すぎて息子は持ちにくいので、太くて子供の手でも持ちやすい「くもんのこどもえんぴつ」を購入しました。
くもんのこどもえんぴつは、筆圧が弱い子供や鉛筆デビューの子でも書きやすいように、下記の工夫がされています。
- 太くて持ちやすい
- 指先と鉛筆の間にすき間ができにくい三角形
- 2B・4B・6Bから濃さを選べる
- 専用の持ち方サポーターもつけられる
息子も6Bで練習中です!
購入して私もこどもえんぴつを使ってみたのですが、芯が柔らかく書き心地が本当に良いです。
スルスルというかヌルヌルというか、とにかく気持ちよく書けて「もっと使いたい!」と感じます
息子も「自分専用の鉛筆」「サポーター付で書きやすい鉛筆」を手に入れたのが嬉しいのか、2学期に入っても毎日ワークに取り組んでいます。
鉛筆だけ買っても使いにくい点には、ご注意ください
加えて自宅のみで使用している息子はまだ困っていませんが、小学生がよく使う鉛筆ホルダー付きの筆箱にしまいにくいのもデメリットです。
小学生になってもこどもえんぴつを使っているご家庭の意見やアイデアも今後調べておきます!
筆圧を強くするときに意識すべきこと
筆圧を強くするには、筆記具の見直しや練習だけでなく、書くときの姿勢や鉛筆の持ち方なども大切です。
最後に、子供の筆圧を強くするときに親が意識すべきことを紹介します。
- 正しい姿勢で書く
- 正しい方法で鉛筆を持つ
- 書く機会を増やす
- 手先を使う遊びを増やす
それぞれ詳しく見ていきましょう。
正しい姿勢で書く
鉛筆を持つことや書くことに一生懸命になりすぎて、書くときの姿勢が悪くなってしまう子がいます。
- 背中が丸くなっている
- 紙と目の距離が近い
- 足が床にしっかりついていなく、踏ん張りにくい
- 机と椅子の高さが合わない
上記では上手く書けないので、まずは書く姿勢を意識するように声掛けしてみましょう。
我が家では勉強するときは「ダイニングテーブル+子供用の椅子」というルールを徹底しています。
正しい方法で鉛筆を持つ
鉛筆を間違えて持つことに慣れてしまうと矯正が大変なので、最初に正しい持ち方の練習をしましょう。
引用:株式会社 トンボ鉛筆
- 親指と人差し指、中指で軽く持つ
- 人差し指は鉛筆に添わせる
ただ指先が不器用で手が小さい子供に「鉛筆を正しく持って!」「持ち方が違う!」と指摘しすぎると、書くことが嫌いになる恐れがあります。
こどもえんぴつは、専用のもちかたサポーターがありますよ!
左右兼用なので、利き手がハッキリしていない子でも使いやすいです。
書く機会を増やす
筆圧を強くするには、少しでも書く機会を増やして鉛筆の使い方や力の入れ具合に慣れさせるのがおすすめです。
書く機会を増やすには、環境を整えてあげる、工夫してあげることも大切です。
- 子供が喜ぶドリルやワークを使う
- 親子で一緒にワークやお絵描きをしてみる
- 塗り絵をする
- お手紙を書く(字や絵がある程度書けるようになったら)
「書くことが目的」だと子供の性格によっては嫌がる可能性もあるので、お手紙やワークのご褒美シールなど書いた後の楽しみを用意してあげましょう。
子供向けのドリルを選ぶのが大変であれば、下記で紹介している通信教育の無料体験をしてみるのもおすすめです。
手先を使う遊びを増やす
鉛筆の練習だけでなく指先を使う遊びをできるだけ増やして、子供の器用さを養うことも大切です。
運筆練習は親と一緒じゃないと無理な子でも、指先を使う遊びは兄弟同士や子供1人でも楽しめる場合があります。
- つまむ練習(療育ではペットボトルを裏返していく遊びを教えてもらいました)
- シルバニアファミリーやリカちゃんなど細かい道具のある遊び
- 折り紙や粘土
- ブロック遊び
- お手伝い(選択を干す、しまうの手伝いがおすすめ)
子供が喜ぶ遊びの中で少しずつ指先を使う機会を増やしましょう!
息子はシルバニアファミリーや洗濯ばさみで干す、外して取り込む手伝いをしてくれます。
【まとめ】スモールステップで子供の筆圧は改善できる
定型発達の娘は細かい遊びが好きだったため、ハサミや鉛筆の使い方は特に教えなくてもできるようになっていました。
しかし息子は手先に不器用さがあるため、親子で練習していくことが大切だと痛感しました。
子供の困り事を解決するために親子で練習するときには、とにかくスモールステップで行うことが大切です。
- スモールステップで達成感を覚えさせる
- 子供が確実にできる内容から練習を開始する
上記の方法で挫折しにくく、子供も意欲的に練習に取り組みやすくなります。
SNSやブログなどでも様々なグッズや練習アイデアが紹介されていますので、調べながら親子で合う方法を見つけてみるのがおすすめです。
我が家の練習方法もあくまでも一例として捉えていただけますと幸いです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。