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障害児育児をしていて忙しいけど、家計を少しでも楽にしたいからパートに行きたい!
障害児育児とパートは両立できるかな
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、障害児育児とパートの両立が難しい理由や両立する方法を紹介します。
障害児育児は療育や通院の付き添いも多く、家事や育児、仕事との両立が難しい場合もあります。
勤務時間が短いパートであれば両立できる可能性もありますが、定期的に休みを取る必要があるなどの理由で両立が難しいこともあるでしょう。
両立が難しいと感じるのであれば、パートではなく在宅ワークに挑戦してみるのもおすすめです。
本記事では、障害児育児とパートの両立が難しい理由やパートと両立する方法を紹介します。
障害児育児をしていて働くのが難しい場合は、下記の記事もあわせてお読みください。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で軽度知的障害+弱視
- FP2級・Webライター歴8年
- 詳しいプロフィールはコチラ
- 障害児育児とパートの両立が難しい理由
- 障害児育児とパートを両立するコツ
障害児育児とパートの両立が難しい理由
障害児育児は療育や通院などに付き添う機会も多く、パートをしても休みがちになってしまう場合もあります。
障害児育児とパートの両立が難しい理由は、主に下記の通りです。
- 働ける時間が短い
- 療育や通院・子供の体調不良で休む機会が多い
- 子供が不登校になるとそもそも家を空けられない
- 放課後等デイサービスは学童と違って長期休暇中の預け時間が短い
- 何歳以降は育児が楽になるという見通しを立てにくい
それぞれ詳しく解説していきます。
働ける時間が短い
障害児育児をしていると、保育園を断られる、支援級・支援学校への送迎が必要などの理由でそもそも働ける時間が短い場合もあります。
よほど忙しいお店などでは、3時間限定パートなどを募集している場合もありますが「1日5時間からOK」「9時〜14時休憩あり」なんて条件も多く、希望に合う求人が見つからない場合もあります。
私の知人にも支援学校のスクールバスに送るため、車でバス停まで送迎している方がいます
療育や通院・子供の体調不良で休む機会が多い
障害のある子によっては、療育や通院などでたびたび幼稚園や保育園、学校を休む場合があります。
下記のケースでは、パートに採用されてもいづらいと感じてやめてしまう場合も考えられます。
- パートの曜日が決まっている場合、療育や通院の付き添いでたびたび休まなければならない
- 子供の体調不良で突発の休みが多い
休みが多いと、そもそも働ける時間が短くなり収入が減るのもネックですよね……
子供が不登校になるとそもそも家を空けられない
子供がグレーゾーンや発達障害の場合、行き渋りが発生する、不登校になってしまうことも珍しくありません。
子供の学年によっては留守番自体は可能かもしれませんが、情緒面でサポートをしたほうが良いケースや自宅学習の見守りが必要な場合もあるでしょう。
「不登校だけど、子供の学年が上がったから大丈夫!」とは言いにくいですよね
放課後等デイサービスは学童と違って長期休暇中の預け時間が短い
障害のある子の放課後や長期休暇中の過ごし先として、放課後等デイサービスがありますが学童よりも預かり時間が短いケースが多いです。
例えば、息子が通う放課後等デイサービス(児童発達支援)は、祝日・長期休暇中の預かり時間は9時から15時(18時まで延長可)です。
お迎え時間を18時まで延ばすことはできますが、それでも9〜17時勤務の正社員として働くのは難しいでしょう。
実際に、他の保護者もパートしかできないと言っていました……
何歳以降は育児が楽になるという見通しを立てにくい
障害児育児は、成長と共に育児が楽になるという保証がありません。
医療的ケアが必要な子や身体障害のある子、障害の程度が重い子は、育児に介護的な側面が重なり、家族や支援者のサポートが必要な場合もあるでしょう。
定型発達の子のように「学童がなくなる小3になったら、自宅で留守番できる」「中学年・高学年になったら塾に入れれば大丈夫」といった意見は通用しません。
結果として、再就職の目処が立たず「いつまでたっても働けない」「キャリアが途絶えてしまった」と悩む人も多いです
障害児育児とパートを両立する方法
障害児育児とパートを両立するには、子供に障害があることや突然の休みに理解のある職場を選びましょう。
両立のコツは、主に下記の通りです。
- 子供の障害や突然の休みに理解のある職場を選ぶ
- 自宅から近い職場を選ぶ
- 家族に働くことを理解・協力してもらう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
子供の障害や突然の休みに理解のある職場を選ぶ
障害児育児をしていると療育や通院の付き添いのため、シフトの調整や休みが必要な場合もあります。
単純に「職場に子育て主婦が多い」「子育てに理解がある職場」といっただけだと、定型発達の子供や育児に理解があるだけの可能性もあるので注意しなければなりません。
定型発達の子供のみに理解がある職場だと、下記のように心ない発言を貰う可能性もあります。
- お子さん◯歳なのに留守番できないの?
- お子さん学校通えていないの?
- お子さん◯歳なのに学校に送り迎えしてるの?
子供の障害を知っていて上記の発言をしてくるのは論外ですが、子供の障害を知らず悪気なく上記の言葉を投げかける人もいます。
なので、理想を言えば、子育てに理解がある職場というより、個々の事情に理解のある職場や人員配置にゆとりがある職場を選ぶのがおすすめです。
自宅から近い職場を選ぶ
可能であれば自宅から近い職場を選ぶと、障害児育児とパートの両立をしやすいです。
また、学校などから急な呼び出しがあった場合に対応しやすいメリットもあります。
家族に働くことを理解・協力してもらう
障害児育児とパートを両立するには、理解ある職場を選ぶだけでなく、家族の理解も必要不可欠です。
パートを始めたら配偶者に家事を分担してもらう必要がありますし、子供の年齢が大きければ手伝いをしてもらうことも検討しましょう。
ヤングケアラーが問題視されていますが、年齢相当や家族として当然行うべき範囲の手伝いであれば、お願いしても良いと考えています
また、パートを始めるママやパパも「パートだから家事、育児は自分がやらなきゃ」「パートを始めたからといって子供のケアをおろそかにしない」と頑なになるのは避けましょう。
子供に障害があっても、その子は1人の人間ですし、親が亡くなった後も子供の人生は続きます。
「問題が起きたときに考えればいい」と考え、勇気を出してこれまで行ってきた家事や育児を手放す決意をしましょう。
障害児育児と両立するなら在宅ワークがおすすめ
障害児育児と両立できる仕事を探しているのであれば、パートだけでなく在宅ワークもおすすめです。
また、在宅ワークの内容や職種によっては、作業時間も自由で時間の融通が利く場合もあります。
私も第一子を妊娠中にWebライターの仕事を始めました。
この働き方のおかげで、息子の療育や通院にも付き添えますし、長期休暇も収入を落とさず育児と両立できています!
障害児育児と在宅ワークの相性が良い理由やおすすめの在宅ワークは、下記の記事で詳しく紹介しています。
障害児育児におすすめの在宅ワーク
在宅ワークにはいくつかの種類がありますが、障害児育児と特に両立しやすいのはWeb系の在宅ワークや自分のペースで働ける職種です。
具体的には、下記の在宅ワークが相性が良くおすすめです。
- Webライター
- Webデザイン
- プログラミング
- データ入力
- ハンドメイド販売
- イラスト販売
- ブログ・アフィリエイト
- SNS運用
- 動画編集
- スキル販売
手前味噌になりますが、上記のうち最もおすすめできるのは、Webライターです。
Webデザイナーや動画編集よりも必要なソフトが少ないため初期費用が少なくてすみますし、稼働量の調節もしやすいメリットがあります。
これまでのWebライターとしての経験を活かして、Webライター初心者向けのブログを運営しています。
本記事を読んで「Webライターちょっと興味ある!」「どうやったらなれるの?」と思った人は、ぜひ下記のブログも読んでみてください。
障害児育児をしている人がパートをするときによくある質問
最後に、障害児育児をしている人がパートで働くときによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 障害児育児をしている母親の就業率は低い?
- 障害児を持つ母親の就労率は定型発達の子供を持つ母親よりも低いというデータがあります。
同時に、障害児育児をしている父親の就労率は定型発達の子供を育てている父親と大きな差はない、障害児育児をしている家庭の共働き率は低いというデータもあります。
したがって、障害児のいる家庭は専業主婦家庭が多いともいえるでしょう。
家事や育児との両立が難しいと感じる場合は、在宅ワークや日雇いアルバイトなど時間の融通がきく働き方を選ぶのもおすすめです。
- 障害児育児をしていて仕事をするのが難しい理由とは?
- 障害児育児をしていると療育や通院の付き添い、学校生活のサポートなどが必要な場合もあり、外で働くのが難しい場合があります。
- 障害児育児と仕事を両立する方法は?
- 障害児育児と仕事を両立するには、下記の方法があります。
・障害児育児や個々の事情に理解のある職場を選ぶ
・働くことを家族にも理解、協力してもらう
・自宅から近い職場を選ぶ
外で働くのが難しい場合は、在宅ワークを始めてみるのもおすすめです。
▶障害児育児に在宅ワークをおすすめする理由について詳しくはコチラ
【まとめ】パートが難しいなら在宅ワークを始めてみませんか?
障害児育児は療育や通院の付き添いが必要、放課後等デイサービスの預り時間が短いなどの理由で、パート勤務であっても育児と仕事の両立が難しい場合もあるでしょう。
近所に希望に合う求人が見つからない場合や職場の理解がない場合には、パートではなく在宅ワークに挑戦してみるのもおすすめです。
在宅ワークであれば、通勤時間も必要なく時間の融通も利き、スキルや経験次第ではパート以上に稼げる可能性もあります。
障害児育児と特に相性が良い在宅ワークは、下記の通りです。
- Webライター
- Webデザイン
- プログラミング
- データ入力
- ハンドメイド販売
- イラスト販売
- ブログ・アフィリエイト
- SNS運用
- 動画編集
- スキル販売
上記のうち、Webライターのなり方については、下記のブログで詳しく紹介しているので、よろしければお読みください。
私自身、障害のある子供を育てていて「医者も幼稚園も自治体も当たり前のように親のケアを求めてくる」「私だって子供に最大限のことしたいけど、お金だって稼ぎたいよ」と考えることも多いです。
同じように悩む人が、この記事を通じて少しでも自分に合った働き方を見つけられることを願っています。
読んでいただきありがとうございました!