障害児がいて働けないと悩むママがしておきたいこと|働けない理由とは?

障害児がいて働けないと悩むママがしておきたいこと|働けない理由とは?

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障害児がいると、やっぱり共働きは難しいかな?
でも仕事をしないと、家計が苦しい……

たじみゆ
たじみゆ

障害児育児中は職場や子供の状況によっては、夫婦共に正社員で働くのは難しい場合もあるでしょう

本記事では、障害児がいて働きにくいと思う理由やシーンを紹介します。

障害のある子がいると、通院頻度が増える、育児に手間がかかるなどの理由で親がサポートしなければならない場面が多いです。

地域も学校も「親(母親)子供のサポートをすべき」と考えているというか、母親のサポートを前提とした仕組みも多く、物理的に正社員共働きが難しいこともあるでしょう。

私は下の子供が急性脳症になり後遺症が残ったとき、在宅ワークの仕事を増やし自宅でも収入を得られるようにしました。

本記事では、障害児がいて働けないと思う理由やシーン、外で働くのが難しいときにできることを紹介します。

この記事でわかること
  • 障害児育児中に働くのが難しい理由がわかる
  • 障害児育児により離職した・復職できないママの悩みがわかる
  • 障害児育児中に共働きが難しいときにすべきことがわかる

障害児がいて働けないと思う理由・シーン5選

働くのが難しい理由

子供に障害があると親のサポートが必要な場面も多く、正社員としてバリバリ働くのが難しいと感じるときも多いです。

私が「外では働けないな」と感じたり、実際に幼稚園や療育のママ友が仕事を辞める決断をした理由は、主に下記の通りです。

  • 預け先がない
  • 通院・通所が多い
  • 育児に手間がかかる
  • 見通しが立たない
  • 心理的な不安が強い

それぞれ詳しく紹介していきます。

預け先がない

そもそもの問題として、障害のある子の預け先って非常に限られています。

  • 幼稚園や保育園によっては障害がある子を受け入れてくれない場合もある
  • 保育園の障害児枠は限られている
  • 障がいの程度によっては困り事があっても制度や障害児枠を利用できない
  • 療育園や児発の預かり時間は短い
  • 療育園や児発は駅や職場から遠くアクセスが悪い場合もある

実際に、私のママ友も「近所の療育園は当たり前かもだけど、預かり保育なんてなくて14時にお迎えに行かないといけない」「職場復帰するなら別の預け先を確保して時間利用とかしないといけない」と落ち込んでいました。

  • 近所の療育園
  • 延長保育代わりに児発
  • お迎えもしくは送迎で帰宅

ママ友は上記のプランを検討していましたが、療育園から児発への送迎は不可らしく断念していました……。

たじみゆ
たじみゆ

障害児育児に関しては、専業主婦が当たり前だった時代からほとんど変わっていない印象です!

通院・通所が多い

障害のある子や療育を受けている子は、定型発達の子供より通院や通所の機会が多いです。

注意

通院や通所の予定をこなすだけでも、有給やフレックスなどを消費してしまい、子供の体調不良に対応できない恐れがあります。

例えば、急性脳症の後遺症がある息子は、発達や後遺症関係で下記の通院が必要です。

  • 神経内科(1~2ヶ月に1回)
  • 療育(1ヶ月に1~2回)
  • 眼科(3ヶ月に1回)
たじみゆ
たじみゆ

歯科検診や予防接種など定型発達の子でも受診する用事とは別に上記もああるので、結構忙しいです……

息子はたまたま神経内科や眼科の予約時期が被っているため、月によっては毎週どこかしら通院・通所することもざらです。

また、車で10分程度でつく近所のかかりつけ医と違って、上記の通院や通所は車で30分から1時間ほどかかるのも負担になります。

たじみゆ
たじみゆ

息子の場合、通院や通所の日は幼稚園を休ませてしまうので、その日は仕事になりません

育児に手間がかかる

障害のある子や特性のある子は、どうしても定型発達の子供と比べて育児に手間がかかります。

  • 子供のこだわりが強い
  • 癇癪がひどく、一度起きると落ち着くまでに数時間かかる
  • 宿題などを1人で行うのは難しく付きっ切りでフォローが必要になる
  • 食事や排せつなどの自立が遅く、食事やトイトレに時間がかかる

定型発達の子供よりフォローが必要な場面も多く、手が離れていくまでに時間がかかるので、世間一般の「子供が〇歳になればママもパートで働ける」は通用しません。

見通しが立たない

定型発達の子供と比べて、障害のある子や特性のある子は成長に個人差が大きいです。

注意

子供の状況によって働きやすさの難易度も変わってくるため、何歳からママが働けるのか予想できません。

  • いつから復職、パートを探せるのか
  • それとも子供が成人し、施設入所するまで働けないのか
  • そもそも子供が成人するまでブランク空いたら仕事なんて見つからないんじゃないか
  • 今後も片働きのままで家計は回るのか
たじみゆ
たじみゆ

上記の不安で、極端すぎる節約を行っていて親子共に辛そうなママ友を見たこともあります……

やっぱり家計を楽にするために働きたいと考える人も多く、働けないとなるとお金の不安が常につきまとってしまうと感じました。

心理的な不安が強い

障害のある子や特性のある子を育てていると、ママが自分の気持ちを抑えることが当たり前になってしまうことも多いです。

注意

自分の気持ちを抑えていると、自己肯定感が下がり「私なんて雇ってもらえない」と働くハードルがどんどん上がってしまいます。

  • 子供のサポートをしなければならない自分を雇ってくれるところなんて見つからない
  • 働き始めた後、子供に何かあったらどうしよう
  • 働き出しても休みが多くなって職場に居づらくなるかもしれない

上記のように、まだ起きていない不安をあれこれ考えて、仕事に応募できずブランクが空いてしまう人もいるでしょう。

障害児がいて働けないママが抱えがちな悩み

抱えがちな悩み

障害のある子がいて働けないママは、どうしても家庭だけが自分の居場所になり逃げ場がないと感じてしまうときがあります。

他にも、片働きの状態で家計は大丈夫か不安になってしまう人もいるでしょう。

障害のある子を育児中で働くのが難しいママが抱えがちな悩みは、主に下記の通りです。

  • お金がない
  • 逃げ場がない
  • やりがいがない

それぞれ詳しく解説していきます。

お金がない

「家計のために働きたいのに働けない」となると、最初に行き着くのは家計が回らない、お金がない問題ではないでしょうか。

注意

近年の物価や教育コストの上昇により、片働きではいよいよきついと感じることも多くなりました。

たじみゆ
たじみゆ

季節の果物や魚をスーパーで買うのをためらってしまうとき、お金が原因で食育も難しい……と落ち込みます

特に、障害のある子だけでなく定型発達の兄弟もいる場合は、兄弟の塾費用や高校、大学の学費も貯めておきたいところです。

たじみゆ
たじみゆ

障害のある弟がいることで不利益なんて感じてほしくなくて、子供たちの望む環境はできるだけ揃えてあげたい!と思ってしまいます

また、何とか家計を回せている状況でも、余裕がないことで気持ちもすさむ、自分や子供へのご褒美を用意しにくくなるなんて悩みもあるはずです。

逃げ場がない

仕事をせず専業主婦で家事や子供のサポートをし続けていると、自分の居場所が限られてしまい逃げ場がなくなってしまいます。

注意

成長がゆっくり、困り事が多い我が子と24時間向き合うのは辛いと感じる人もいるでしょう。

一方で仕事に集中しているときは、子供のことや将来の不安から解放され、成果を出すことや仕事を終わらせることに集中できます。

たじみゆ
たじみゆ

忙しいときもありますが、私の場合は仕事をしていてよかったと感じることの方が多いです

やりがいがない

子供が生まれるまでパートなり正社員で働いていた人の中には、仕事を辞め専業主婦になることでやりがいがないと感じる人もいます。

たじみゆ
たじみゆ

私は上の子が1歳になるくらいまで専業主婦だったのですが、とにかく辛かったです

  • 子供と1日いて何をすればいいかわからない
  • 給料のようにわかりやすい形で成果がなくて辛い
  • 同年代でバリバリ働く人と比較して辛い

当時の夫は激務でほぼ家にいなく、ご飯も私と子供の分を作るのみでした。

家事も育児も自分のペースでこなせる一方で、誰かに褒められることもなければ評価されることもなくてつまらないなと思っていました。

たじみゆ
たじみゆ

私は何かの計画を立てることやコツコツ取り組むことが好きなので、余計に主婦業が辛かったのかもしれません

逆に私の母は時代のせいもありますが、専業主婦を楽しんでいたタイプなので人によるかと思います。

障害児がいて働けないときにできること

働けないときにできること

障害のある子や特性のある子を育てている場合、「働きたいのに働けない」状況になってしまうことは珍しくありません。

どうやって働きに出るかを考えるのも良いですが、自分のメンタルや家計を整え、今すぐに働かなくても家族みんなが幸せになれる生活を模索するのもアリだと考えます。

私も息子が急性脳症になり「ずっと働けないのかもな」と考えたときに、下記をひとつずつ試してみました。

  • 節約する
  • 在宅ワークを始める
  • ブログを始める
  • SNSを始める
  • 子供の成長にとことん向き合う

それぞれ実体験をもとに紹介していきます。

節約する

働けないことでお金に関する不安を抱えているなら、節約して家計を少しでも改善してみましょう。

MEMO

これは持論ですが、お金の問題を解決できると日常のストレスをかなり減らせます。

無理なく家計の見直しをする手順は、下記の通りです。

  • 家計全体の収入をすべて合算する
  • 貯金の目的・目標金額を決定する
  • 1年間で発生する支出をリストアップする
  • 1ヶ月の予算を決める
  • 予算内で家計管理できているか確認する
たじみゆ
たじみゆ

上記の手順でやれば、各家庭にピッタリの節約方法や暮らし方がわかります!

注意

節約や家計管理で起きやすいミスは、とにかく目先の節約から始めてしまうことです。

ただ、スーパーで今買っている食材のランクを下げた場合の節約効果って限られているし、ストレスも溜まります。

細かい節約を行うよりも、家計全体を把握し予算内でやりくりすることを徹底した方が必要な貯金や余剰資金の管理をしやすくなります。

家計管理や節約に関しては、下記の記事で解説しているのであわせてご参考ください。

家計管理・節約の記事一覧

在宅ワークを始める

子供の預け先の確保やお休みをいただく機会が多いなどの理由で、外で働くのが難しいのであれば、在宅ワークをしてみるのもおすすめです。

MEMO

在宅ワークであれば職種にもよりますが、好きな場所・時間で作業できます。

たじみゆ
たじみゆ

私も在宅でWebライターやSEOコンサルタントとして働いています

手前味噌のような発言になってしまいますが、これから在宅ワークデビューをするなら、Webライティングが下記の理由でおすすめです。

  • パソコンやスマホがあれば仕事を始められる
  • Webデザインや動画編集と違って求められるパソコンのスペックが低い
  • Webデザインや動画編集などをする場合でも文章力はあって損はない
  • 自分のペースで働けるし収入調整もしやすい
たじみゆ
たじみゆ

これまでデザインや動画編集などに仕事で関わってきたことがない人は、気軽に始められるWebライティングを学んでみてはいかがでしょうか

なお、これまた手前味噌で申し訳ないのですが、Webライターのなり方については別ブログで解説しているので、よろしければこちらもご覧ください。

ブログを始める

子供のサポートが大変で在宅ワークをするのは難しい、自分のペースで働きたい場合は、スキマ時間を活用してブログを始めてみるのもおすすめです。

MEMO

ブログを作成し読者を集めれば、広告収入を得られるようになります。

ただ、ブログでまとまった収入を得られるようになるには非常に時間がかかります。

たじみゆ
たじみゆ

半年から1年は無収入でもOK!気長に作業できる!といった人にしか、おすすめできません

ただ、ブログであれば自分の好きなジャンルで記事を書けるので、私のように障害児育児の体験を活かして収入を得ることも可能です。

たじみゆ
たじみゆ

私もこのブログを始めて1年弱ですが、子供のお菓子代程度は稼げるようになりました!

ブログの始め方については、下記の記事もご参考ください。

SNSを始める

ブログはハードルが高いと考えるのであれば、SNSを利用するのもおすすめです。

たじみゆ
たじみゆ

SNSによっては、広告収入を得られる場合があります

またSNSはお金を稼がないにしても、同じ環境や境遇の友人を作れるなどコミュニケーションツールとしても優れています。

私も当ブログを始めたときに子供の発達系のアカウントを作りました。

最初は「どの人に話しかけていいものか」と不安な気持ちでいっぱいでしたが、今では仲の良いフォロワーさんも増えて非常に楽しいです。

たじみゆ
たじみゆ

後は、子供の悩みなども言いやすいですし、情報収集もしやすくて助かっています

居場所作りの方法として、SNSは非常におすすめです!

育児垢や発達育児垢を作りたいけど、絡む人がいないよ~とお悩みの人は「たじみゆ(@tajimiyu0824fp)」にでも絡んでください。待ってます。

子供の成長にとことん向き合う

働いていない今しかできないことに全力を注ぐと割り切るのであれば、子供に向き合うのもおすすめです。

たじみゆ
たじみゆ

息子は発達の遅れがあり苦手なことも多いですが、毎日可愛い発言をしていて癒されています

  • 子供の苦手なことを克服するには何をしてあげられるか
  • 子供の好き・得意を伸ばすためにできることはあるか
  • 子供の将来や進学に向けて情報収集できることはあるか
  • 今しかできない子供との思い出を作れないか
  • 自分にしかわからない子供の成長ポイントや可愛いポイントを探せないか

第一子を生んだときは「育児辛い」「やりがいない」と思っていましたが、息子を産んでからは上記の視点で2人育児を楽しめるようになりました。

上の子が7歳になった今となっては「もう少し未就園児の時間を大切にしたかったな」とすら思っています。

【まとめ】在宅ワークは外で働きにくい人にぴったり

障害のある子や特性のある子を育てていると、どうしてもママ・パパが正社員共働きで働くのは難しいこともあります。

何とか頑張って働いたとしても、夫婦や親子共に疲弊してしまうこともあるでしょう。

正社員やパートとして働くことが難しいのであれば、在宅ワークやブログなど自分のペースでできる仕事や場所を選ばずにできる仕事もおすすめです。

私も在宅ワークの仕事を増やしWebライターとして本格的に活動するようになって、育児以外のやるべきこともでき良かったなと思っています。

この記事を読んだ人が1人でも多く、自分なりの暮らしや働き方を見つけられることを願っています。

ブログやWebライティング、在宅ワークに関してはご質問いただければ、私のわかる範囲で回答も可能です。

たじみゆ
たじみゆ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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