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子供がNintendo Switchを欲しがっているんだけど、新品を買うのはもったいないかな？
すぐ壊すかもだし、とりあえず安い中古のNintendo Switchを買えば良いかな？
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Nintendo Switch本体を中古で購入するのはやめたほうがいいのかを解説します。
結論から言うと、Nintendo Switchを中古で購入するのは、あまりおすすめできません。
メーカー保証は切れている場合がほとんどですし、バッテリーが劣化していてすぐ充電切れになる場合も多いからです。
友達の家や外出先にNintendo Switchを持ち出す子供だからこそ、本体購入時には新品を選ぶことをおすすめします。
本記事では、ゲーム好きな筆者がNintendo Switch本体を中古で購入するのはやめたほうがいいのか、理由と共に解説していきます。
なお、Nintendo Switchを購入する人は、周辺機器も合わせて購入しておくのがおすすめです。
子供にNintendo Switchで遊ばせるときに用意しておきたい周辺グッズは、下記の記事で詳しく紹介しています。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 小さい頃からゲーム大好き
- FP2級・Webライター歴8年
- 詳しいプロフィールはコチラ
- Nintendo Switchを中古で購入しない方が良い理由
- Nintendo Switchを中古で購入するメリット
- Nintendo Switchを中古で購入する場合に確認すべきこと
Nintendo Switchを中古で購入するのはやめた方がいい7つの理由
Nintendo Switch通常版の本体価格は2024年11月時点で定価は32,978円であり、子供に買い与えるには高すぎると感じる人もいるのではないでしょうか。
中古ショップやフリマサイトなどでは中古のNintendo Switchが新品より安価で売られています。
しかし、Nintendo Switch本体を中古で購入することは、下記の理由によりおすすめできません。
- メーカー保証が切れている可能性がある
- 故障リスクが新品より高い
- バッテリーが劣化している場合がある
- 本体や付属品に傷がついている場合がある
- 付属品が不足している可能性がある
- 改造品を購入してしまうとオンライン接続できないリスクがある
- デメリット・リスクと価格のバランスが釣り合わない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メーカー保証が切れている可能性がある
Nintendo Switchを中古で購入する際、最も注意すべき点のひとつがメーカー保証が切れている可能性があることです。
新品のNintendo Switchを購入した場合は、購入から1年は任天堂によるメーカー保証がついています。
中古でNintendo Switchを購入した場合、新品購入時から1年以上経過しており、メーカー保証が切れている場合も多いです。
万が一、中古で購入したNintendo Switchが壊れた場合は、全額自己負担で修理に出さなければなりません
中古ショップによってはショップ独自の保証をつけている場合もありますが、数ヶ月程度でありメーカー保証ほど手厚くはありません。
中古ショップの保証は、購入後すぐに不具合が生じた場合のみ対応してもらえると考えておくと良いでしょう
故障リスクが新品より高い
中古のNintendo Switchは、以前所有していた人の使用状況がわからないため、故障リスクがどうしても新品のNintendo Switchより高いです。
特にNintendo Switchの場合は、Joy-Conのスティック部分が壊れやすく、中古の状態によっては購入時からコントローラースティックが正確に動作しない場合があります。
いわゆる「ジョイコンドリフト」ですね……
Joy-Conの不具合であれば操作時にわかるものの、中古のNintendo Switchの場合は内部部品についても劣化している可能性があります。
ある日突然遊べなくなる可能性やデータが破損してしまう可能性もゼロではありません
バッテリーが劣化している場合がある
中古のNintendo Switchは、新品のNintendo Switchよりも、バッテリーが劣化している可能性があります。
Nintendo Switchに限らずバッテリーは、使用頻度や充電回数によって徐々に劣化していくからです。
例えば、前の所有者がほとんどNintendo Switchを使用しておらず、過放電の状態になっている恐れもあります。
- バッテリーの持ちが悪い
- ある日突然、充電できなくなる
上記のリスクがある点に注意しなければなりません。
バッテリーの交換も可能ですが有料ですし、中古の場合はメーカー保証が切れていて全額自己負担の場合がほとんどです……
本体や付属品に傷がついている場合がある
前の所有者の遊び方や使用期間にもよりますが、中古のNintendo Switchは本体やJoy-Conなどの付属品に傷がついている場合もあります。
ゲームに支障ない本体に傷がついている場合もありますし、画面に傷がついている場合もあります
良心的な中古ショップであれば、傷について明記し、考慮した上で価格設定や販売を行うことがほとんどです。
しかし、評判が良くない中古ショップで購入する場合やフリマサイトでの個人間売買の場合は、傷についての情報が不足した状態でNintendo Switchを購入してしまう恐れもあるでしょう。
また、傷について「その分安いのだから」と納得して購入したとしても、後から「やっぱ気になる」「自分がつけた傷じゃないし、愛着がわかない」と感じる場合もあるかもしれません。
付属品が不足している可能性がある
中古のNintendo Switchによっては、Joy-Conやドック、専用充電アダプタなどの付属品が不足している場合もあります。
付属品まで揃えようとすると、結果として新品購入並みの費用がかかる恐れもあるのでご注意ください。
特に、充電用のACアダプターやディスプレイ接続用のHDMIケーブルは純正品を新品で購入しようとすると高いです
改造品を購入してしまうとオンライン接続できないリスクがある
前の所有者がNintendo Switchの不正改造を行っていた場合、中古本体が任天堂のオンラインサービスやアカウントサービスを利用停止されている場合があります。
本体BANされている状態ですと、中古を購入したユーザーもその本体ではオンラインプレイで遊ぶことはできません。
スプラトゥーンやモンハンなどオンラインありきのゲームで遊ぼうと思っていた場合、致命的ですね……
なお、改造されたNintendo Switchやその本体で過去にチート行為が行われていたことを理由に本体BANされているときには「この本体は、任天堂によってネットワークサービスの利用が制限されています。」などといった表記が出ます。
デメリット・リスクと価格のバランスが釣り合わない
これまで中古のNintendo Switchのリスクを紹介してきました。
結局のところ、中古品購入者がこれらのリスクを負うのに対し、中古のNintendo Switchの価格はそれほど安くないのが最大のデメリットといえます。
Nintendo Switchはいまだにソフト・ハード両方の人気が高く、ユーザーも多いです。
そのため、中古ショップの価格設定も強気で新品購入時より数千円程度しか中古品が安くない場合も多くあります。
数千円でこれまで紹介してきたリスクをすべて負うのは、あまりにももったいないです
子供にその子専用の初めてのNintendo Switchを購入してあげるのであれば、愛着や思い出作りという面でも新品を購入してあげてほしいなと、子供の頃からゲーム好きだった筆者は思っています。
なお、大人が自己責任で中古のNintendo Switchを購入する分には、特に問題ありません。
例えば「GWやお盆に実家に帰省するものの恐らく田舎でやることがなくつまらない」「帰省のときに親戚の子とちょっとゲームで遊んであげたい」などの理由で購入するのであれば、中古で購入するのもアリです。
もちろん、これらのリスクを理解した上で信頼できる中古ショップで購入するのが前提にはなりますが
Nintendo Switchを中古で購入するメリット
ここまでNintendo Switch本体を中古で購入するデメリットやリスクを解説してきました。
しかし、Nintendo Switchの中古購入は、下記のメリットもあります。
- 新品より安く購入できる
- 買取時にも価格が下がりにくい
- 限定モデルを購入できる場合がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新品より安く購入できる
Nintendo Switchを中古で購入する最大のメリットは、新品よりも安く入手できる点です。
中古のNintendo Switchは購入先や本体モデル、状態などにもよりますが、新品よりも数千円から10,000円程度安い価格に設定されていることが多いです。
2024年11月時点で、Nintendo Switchの定価が税込み32,970円なのに対し、中古では20,000円から25,000円程度で販売されている場合もあります。
新品1台を購入する値段で中古本体＋ソフト1本を購入できると考えると、割安に感じる人もいるのではないでしょうか
先ほども解説しましたが、普段そんなにゲームで遊ばない大人が自分用にNintendo Switchを購入するのであれば中古でも良いと思います。
ゲーム好きでない人がNintendo Switchを購入するときって、あつ森やスプラトゥーン、桃鉄など本当にやりたいソフトと本体のみを購入するケースが多いからです
- 友人や家族とプレイするために本体を購入する
- 子供のときに遊んでいたソフトのリマスター版など遊びたいソフトが限られている
- そもそもゲームは苦手で遊んでいると目や肩が疲れるので、暇つぶし程度にしかやらない
上記の人は、故障リスクなどを割り切って中古で安く本体を手に入れるのも良いでしょう。
買取時にも価格が下がりにくい
Nintendo Switchはソフトもハードもいまだに人気が高く、本体を中古ショップで買い取ってもらうときにも比較的高値が付きやすいです。
そのため、短期間しか遊ばないことがわかっているのであれば、中古で安く購入してある程度の価格で再び売るのでも良いでしょう。
中古で購入した方がもともとの購入価格が安いため、買い取り金額との差額を小さくできるはずです
中古ショップによっては、Nintendo Switchの買い取り価格を15,000円程度に設定しているところもあります。
仮に25,000円で中古本体を購入した場合、10,000円の差額ですね
社会人が長期休暇中にちょろっとゲームで遊ぶくらいであれば、10,000円＋ソフト代の費用ですむのは、コスパが良いといえるでしょう。
ただし、これもあくまでそれほどゲーム好きでない大人におすすめできる方法です。
子供のために初めてのNintendo Switchを購入するのであれば、買い取ってもらうときのことなんて考えずに新品を購入してあげるのが良いでしょう。
限定モデルを購入できる場合がある
中古であれば、すでに生産終了してしまっている限定モデルを購入できる可能性もあります。
Nintendo Switchは大型ソフトの発売と同時に、ゲームソフトに合ったデザインの本体を販売することが多いです。
これまでには「ゼルダの伝説」「スプラトゥーン」「あつ森」などのデザインのNintendo Switchが販売されたことがありました
これらの限定モデルは人気が高く売り切れてしまうと、その後は新品で入手するのが非常に難しくなってしまいます。
どうしても、限定モデルのNintendo Switchがほしいのであれば中古で購入するのも選択肢のひとつです。
Nintendo Switchを中古で買うなら信頼できるショップで購入すべき
Nintendo Switchの中古購入には、デメリットやリスクだけでなくメリットもあります。
メリットやデメリット、リスクを理解した上で中古を購入するのであれば良いでしょう
ただし、中古でNintendo Switchを購入するとしても、必ず信頼できる中古ショップで購入することをおすすめします。
メ◯カリなどのフリマサイトやアプリで中古のNintendo Switchが売られている場合もありますが、個人間売買は何かあったときにトラブルにつながりやすいからです。
中古ショップであれば買取時に動作確認もしていますし、付属品や傷の有無についても購入前に共有してくれます。
ショップによっては、3ヶ月から半年程度と短期間ですが、中古ショップの独自保証をつけてくれる場合もあります
中古のNintendo Switchのリスクを少しでも抑えるためにも、信頼できる中古ショップで購入しましょう！
Nintendo Switchを中古で購入するときに確認すべきこと
Nintendo Switchを中古で購入する場合、購入前に本体や付属品の汚れ、傷について確認しておきましょう。
他にも、下記について確認しておくことが大切です。
- 本体・付属品の汚れや傷
- 付属品が揃っているか
- Nintendo Switch（通常版）を購入する場合は新型・旧型のどちらか
- Nintendo Switchの種類
- ショップ独自の保証の有無
それぞれ詳しく見ていきましょう。
本体・付属品の汚れや傷
中古のNintendo Switchを購入する際には、本体や付属品の汚れや傷について確認しておきましょう。
大きな傷や液晶画面の傷には、特に気を配っておきましょう
他には、Joy-Conのスティックやボタンの動作も確認しておくと安心です。
中古ショップがOKしてくれるのであれば、購入前に店頭で動作確認させてもらうのが理想です。
付属品が揃っているか
中古のNintendo Switchは付属品が欠けているものもあるので、購入前に確認しておきましょう。
新品のNintendo Switchには、下記の付属品が含まれています。
- Nintendo Switch本体
- Nintendo Switchドック
- Joy-Con (L) および (R)
- Joy-Conグリップ
- Joy-Conストラップ
- HDMIケーブル
- ACアダプター
中古ショップで購入する場合、付属品が欠けていると「ACアダプターなし」などと備考として記載されていることが多いです
反対に、付属品が欠けているにもかかわらず他の中古Nintendo Switchと価格が変わらない、ショップが教えてくれない場合は、その中古本体を購入しない方が良いでしょう。
Nintendo Switch（通常版）を購入する場合は新型・旧型のどちらか
Nintendo Switch（通常版）を買うのであれば、新型と旧型のどちらかを確認しておきましょう。
2019年8月以降に発売された本体は新型モデルです。
新型モデルは旧型モデルと比較して、下記の点が改良されています。
- バッテリー持続時間の向上（旧型は約2.5～6.5時間）
- 省電力設計による発熱の軽減
- ディスプレイの若干の色調改善
- パッケージが赤色
- モデル番号（新型はHAC-001(-01)）
特別な事情がない限り、新型モデルを購入することをおすすめします。
Nintendo Switchの種類
Nintendo Switchには主に3種類のモデルがあるので、購入時に間違えないようにしましょう。
| Nintendo Switch（通常版） | テレビモードと携帯モードの両方に対応した標準モデル |
| Nintendo Switch Lite | 携帯モードに特化した小型軽量モデルテレビ出力には対応していない |
| Nintendo Switch 有機ELモデル | 有機ELディスプレイを搭載し、画質が向上したモデル |
TVにつなぎたいのに「Nintendo Switch Lite」を購入したなんてことがないようにしましょう
Nintendo Switchの種類については「」で詳しく解説しているので、よろしければお読みください。
ショップ独自の保証の有無
中古のNintendo Switchを購入する場合、購入先のショップが独自に保証サービスを用意しているかも確認しておきましょう。
中古ショップが実施している保証サービスには、下記のものがあります。
- 初期不良保証：購入後一定期間内（通常30日程度）の故障に対応してくれる
- 動作保証：一定期間内（3ヶ月～半年程度）の正常動作を保証してくれる
保証付きのショップで購入した方が初期不良へのリスクに備えられます。
ただ、そもそも中古本体を購入する時点でリスクはある程度理解すべきとも考えられるため、これらの保証はあくまでも店が好意で提供してくれるサービスに過ぎません。
残念ながら、近くに保証サービスを実施している中古ショップがない場合は、新品を購入するかリスクを許容するか考えましょう
Nintendo Switchを中古で購入するときによくある質問
最後に、Nintendo Switchを中古で購入するときによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 中古のNintendo Switchは保証がついている？
- 中古で購入したNintendo Switchはメーカー保証が切れている可能性が高いです。
購入先の中古ショップによっては、店舗による独自保証を提供している場合もあります。
- Nintendo Switch本体の寿命は何年？
- Nintendo Switchは通常版と有機ELモデルのどちらを購入すべき？
少しでも大きな画面で遊びたい、有線LANをつなぎたい場合は、有機ELモデルを購入するのがおすすめです。
一方、できるだけ安くNintendo Switchを購入したいなら、通常版の購入がおすすめです。
【まとめ】長く遊ぶなら新品購入をおすすめします
Nintendo Switchはソフト数も多く、いまだに人気のゲームも数多くあります。
そのため、ゲームが好きで長く本体を使用したいと考えるのであれば、中古ではなく新品での購入をおすすめします。
また、子供にその子専用のゲーム機を始めて買ってあげる場合も愛着を持たせる、長く使うために新品で購入すると良いでしょう。
中古のNintendo Switchは付属品が不足している、バッテリーの持ちが悪いなどのリスクやデメリットがあります。
大人が自分の意思で中古品を購入するのは良いですが、子供やゲームに不慣れな親御さんが中古を購入するのはリスクがあるのでおすすめできます。
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