お悩み障害のある子供が小学生になったら仕事をしたい……
放デイに行くことになれば、仕事できるかな
本記事では、上記のようにお悩みの方に向け、放デイを利用すれば親は仕事を続けられるのかについて解説します。
放デイは障害のある子供の放課後・休暇中の預け先として役立ちますが、施設によって預かり時間が異なります。
親が働きたい場合には、放デイ以外の預け先や何かあったときの対処法を用意しておくことをおすすめします。
障害のある子供を育てながら仕事を続けるうえで、放デイは大きな支えになります。
放課後の居場所があり、送迎に対応している事業所であれば、親が仕事に使える時間も確保しやすくなります。
一方で、放デイは学童と同じように利用できるとは限りません。
預かり時間や空き状況、長期休暇中の対応、子供の状態によっては、放デイだけでフルタイム共働きを続けるのが難しい場合もあります。
本記事では、在宅フリーランスの母と正社員の夫で放デイを利用しているわが家の体験をもとに、放デイと仕事の両立で確認したいポイントを整理します。
【結論】放デイの利用だけではフルタイム共働きは難しいこともある
障害のある子供を育てながら仕事を続けるうえで、放デイはとても心強い存在です。
学校が終わった後に子供が安心して過ごせる場所となり、事業所によっては送迎にも対応してくれるため、親が仕事をする時間を確保しやすくなります。
ただし、「放デイを利用できれば、親はこれまで通りフルタイムで働ける」と考えるのは、少し慎重になった方が良いと感じています。



特に注意したい点は、下記の通りです
- 放デイは、一般的な学童と同じように長時間預かってもらえるとは限らない
- 利用できる曜日、預かり時間、送迎の有無、長期休暇中の対応などは、事業所や地域の状況によって異なる
- 希望する曜日に空きがない場合や、子どもの体調や疲れやすさによって利用ペースを調整することもある
わが家では、私が在宅フリーランスとして働いているため、放デイとの相性は比較的良いと感じています。
通勤がない分、子供が放デイに行っている時間をそのまま仕事に使えますし、学校対応や通院が入ったときも仕事時間をずらしやすいからです。
それでも、放デイだけに頼って仕事を組み立てるのは不安があります。
特に、長期休暇中は、通常の授業日とはスケジュールが変わり、預かり時間が短くなるため、仕事との両立がきついと感じるときも多くあります。
そのため、障害児育児をしながら働くのであれば、放デイは「仕事を続けるための大切な支え」と考えつつ、放デイだけに頼りきらない準備も必要です。
放デイは仕事を続ける助けになる
放デイだけで仕事の不安がすべて解決するわけではありませんが、それでも親が仕事を続けるうえで大きな助けになることは間違いありません。
放課後の居場所があると仕事時間を確保しやすい
学校が終わった後、子供が安心して過ごせる場所があると、親は仕事時間を確保しやすくなります。
特に小学生のうちは、学校が終わる時間が早い日もあります。
通常学級や支援級、特別支援学校など、子供の通う環境によっても下校時間は違いますし、面談や行事、短縮授業などで予定が変わることもあります。



そのたびに親が仕事を切り上げなければならないとなると、働き方にかなり制限が出ます。
放デイを利用できれば、学校後の数時間を子供が安全に過ごせるため、親もその時間を仕事に充てやすくなります。
送迎付きの事業所なら親の負担が減る
学校まで迎えに行ってくれる事業所や、自宅まで送ってくれる事業所であれば、親が毎回送迎に出る必要がありません。
これは、働く親にとってかなり大きな負担軽減になります。



私の場合、自宅で働いており、放デイが自宅に息子を送ってくるときまで仕事できます。
子供にとっても家庭以外の経験になる
放デイは、親が仕事をするためだけの場所ではなく、子供にとっても、家庭や学校以外で過ごせる大切な場所になります。
事業所によって内容は異なりますが、家庭では経験しにくい活動をしてくれる放デイもあります。
- 集団遊び
- 創作活動
- 運動
- 学習支援
- 外出活動
息子の場合、少人数学級なので、放デイで複数名の子供とかかわる機会を持てて助かっています。
親としても、「ただ預かってもらう」というより、子供が安心して過ごせる場所、成長につながる経験ができる場所として考えられると、放デイを利用する意味はより大きくなると思います。
ただし、放デイだけで仕事を続けるのは難しい場合もある
放デイは障害のある子供を育てながら働く親にとって大きな支えになるものの、「放デイがあるから仕事と両立できる」とは言い切れないとも感じています。
特に、親がフルタイムで働く場合や、勤務時間が固定されている場合は、放デイだけを仕事継続の土台にするのは不安が残ります。
放デイの預かり時間は学童より短いことがある
放デイは、学童と同じように使えると思われがちですが、実際には預かり時間が学童より短いことがあります。
例えば、学校が終わってから放デイに行き、夕方に自宅へ送ってもらえるとしても、親の仕事が終わる時間と合うとは限りません。



息子が通う放デイの預かり時間は夕方17時までです。
フルタイム勤務で夕方遅くまで働く場合、放デイの終了時間の方が早く、誰かが子供を受け入れる必要が出てくることもあります。



障害の程度や年齢によっては、放デイ終了から保護者が帰宅するまで子供のみで留守番するのも難しいでしょう
そのため、放デイを利用する前には「何時まで預かってもらえるか」だけでなく、「その時間で自分の仕事が本当に回るのか」まで確認しておくことが大切です。
長期休暇中はさらに仕事時間を確保しにくい
夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇中は、通常の授業日とはスケジュールが大きく変わります。
学童であれば、お弁当を持って朝から夕方まで預かってもらえますが、放デイの預かり時間は他利用者との兼ね合いや事業所の方針によって変わります。



息子が通う放デイの場合、長期休暇中の預かり時間は11時から14時半です
息子本人はお弁当を持って楽しそうに行きますが、保護者からすると「行ったのにもう帰ってくる」と感じてしまうこともしばしばです。
正直な話、息子が通う放デイの場合、フルタイム共働き育児は難しいと感じます。
希望する曜日に利用できるとは限らない
放デイは、希望すれば必ず希望曜日に利用できるとは限りません。
地域や事業所によって空き状況が異なり、人気のある曜日や時間帯はすでに定員が埋まっていることもあります。
親としては「週5日利用できれば仕事を続けやすい」と考えていても、実際には週2日や週3日しか利用できなかったり、希望とは違う曜日になることもあります。
仕事のシフトや勤務日を決めた後に、放デイの利用曜日が合わないと、働き方全体を見直さなければならない場合もあるでしょう。
子供の状況によって利用の安定性が変わることもある
放デイを契約できたとしても、それでずっと同じペースで利用できるとは限りません。
子供の状況や環境によっても、預かり体制が変わることがあるからです。
- 子供の体調
- 学校での疲れ
- 環境の変化
- 他の利用者との相性
最初は問題なく通えていても、学年が上がったり、学校生活が変わったりするなかで、子供が疲れやすくなることもあるでしょう。
小学2年生の時点では息子も楽しそうに通っていますが、学年が上がるにつれ、「自宅でゲームしたい」「他の友達と遊びが合わない」となる可能性もあると感じています。
放デイは親のためだけの預け先ではなく、子供が安心して過ごせる場所であることが前提です。



「契約できたら終わり」ではなく、子どもの様子を見ながら継続的に見直していくことが大切だと考えています
事業所側の事情で予定が変わる可能性もある
放デイの利用は、家庭側の事情だけでなく、事業所側の体制にも影響されます。
下記の要因などにより、希望通りに利用できないことも多々あります。
- 送迎範囲
- 職員体制
- 利用者数
- 長期休暇中の受け入れ体制



普段は送迎してもらえていても、長期休暇中は送迎時間が変わったり、利用時間が通常と異なったりする場合もあります。
また、事業所ごとに活動内容や支援方針も異なり、仕事との両立だけを優先して選ぶと、子供に合わなかったり、長く通うのが難しくなったりする可能性もあります。
放デイはとてもありがたい支援ですが、事業所ごとの差も大きいサービスです。
だからこそ、利用前には「何曜日に利用できるか」「何時まで預かってもらえるか」「長期休暇中はどうなるか」「送迎はどこまで対応してもらえるか」を具体的に確認しておくことが大切です。
【体験談】わが家は在宅フリーランスの母+正社員の夫で放デイを利用しています
わが家の場合、私は在宅フリーランスとして働き、夫は正社員として働いています。
そのうえで、息子は放課後等デイサービスを利用しています。
ここでは、息子を放デイに通わせてよかった点や仕事との両立が難しいと感じるときについて紹介します。
通勤がない分、放デイの時間を仕事に使いやすい
在宅フリーランスと放デイの相性がよいと感じる一番の理由は、通勤時間がないことです。
外で働いている場合、子供が放デイに行っている時間があっても、その前後に通勤時間がかかります。
勤務先までの移動時間や、帰宅後に家事を整える時間を考えると、実際に仕事に使える時間は思ったより短くなることもあるでしょう。



その点、在宅で働いていると、子どもが学校や放デイに行っている時間をそのまま仕事に使いやすくなります。
限られた時間を仕事に使いやすいという意味では、在宅フリーランスは放デイと相性がよい働き方だと感じています。
また、息子が利用している放デイは送迎付きなので、より時間を有効活用できるのでありがたいです。
急な予定変更にも対応しやすい
障害のある子供を育てていると、予定通りにいかないことも多々あります。
通院や療育、学校との面談、子供の体調不良、放デイの予定変更など、仕事以外の予定が急に入ることがあるからです。



会社員の場合、急な休みや早退を何度も相談することに気を遣う場面もあるでしょう
その点、フリーランスは仕事時間を前後にずらしやすく、日中に学校対応が入った日は、早朝や夜に仕事を進めることもできます。
それでも長期休暇や予定変更には不安がある
私は在宅フリーランスという働き方と放デイの利用によって仕事を続けられていますが、それでも、長期休暇や急な予定変更には不安があります。
特に、夏休みなどの長期休暇中は、通常の授業日とは生活リズムが変わります。
放デイの預かり時間も短くなるため、急ぎの作業に集中して取り組むだけとなることも多々あります。



とにかく毎日が家事、育児、仕事でバタバタしていて、それが長期休暇中ずっと続く感覚です……
放デイはとても助かる存在ではありますが、放デイだけを前提に仕事を組み立てるのではなく、仕事量の調整や家族の協力、ほかの支援先も含めて考えておくことが大切だと感じています。
私の場合は、土日に夫が家事・育児を担当している間に仕事を進めたり、帰省中に仕事をしたりしています。
フリーランスなら誰でも両立できるわけではない
在宅フリーランスは、放デイとの相性が良い働き方だと感じるものの、「フリーランスになれば障害児育児と仕事を両立できる」とは言い切れません。
フリーランスは収入が安定しにくい働き方のため、子供の予定に合わせて仕事を調整すると、稼働が減り稼げないと感じることもあります。
また、子供が家にいる時間に仕事をするのは難しく、長期休暇中で生活リズムが崩れたりすると、集中して作業する時間を確保しにくくなります。



在宅フリーランスは柔軟ではありますが、決して楽な働き方ではありません。
働くなら放デイだけに頼らない支援体制を考えたい
放デイは、障害のある子供を育てながら働くうえで大きな支えになります。
一方で、放デイだけを頼りに仕事を組み立てるのは、少し不安が残ります。
そのため、仕事を続けたい場合は「放デイを利用できるか」だけでなく、放デイを利用できない日や時間帯をどうするかまで考えておくことが大切です。
夫婦で対応できる時間を確認する
まず確認したいのは、夫婦でどこまで対応できるかです。
障害児育児と仕事の両立を考えるとき、どうしても母親側が仕事を調整する前提になりやすいと感じます。



我が家も療育や神経内科の通院、平日の学校行事は、基本的に私が対応です
もちろん家庭によって事情は違いますが、「母親が休む」「母親が送迎する」「母親が仕事量を減らす」だけで考えてしまうと、負担が一方に偏りやすくなります。
共働きを続けるのであれば、夫婦で以下の情報を整理しておくことをおすすめします。
- 勤務時間
- 残業の有無
- 在宅勤務のしやすさ
- 急な休みの取りやすさ
- 送迎に対応できる曜日
我が家の場合、夫が自宅に近い職場で働ているため、何かあったときの対応は比較的してくれます。



家族の体調不良や台風・大雪などによる休校に対応してくれるので、かなり助かっています。
祖父母や親族に頼れる範囲を確認する
祖父母や親族に頼れる場合、どの範囲なら無理なくお願いできるのかを確認しておくことが大切です。
祖父母や親族を頼るといっても、家庭ごとに支援の範囲は変わってくるはずです。
- 毎週決まった曜日に見てもらえるのか
- 急な発熱時だけお願いできるのか
- 放デイから帰宅した後の短時間なら頼めるのか
また、障害のある子供の特性や対応方法を理解してもらう必要がある場合もあります。



親にとっては慣れている対応でも、祖父母や親族にとっては負担が大きいこともあります。
我が家の場合、祖父母は4人とも働いているので、同居・近居している家庭のように定期的に頼ることはありません。
- 子供が幼いときに大学病院の通院の付き添いを頼む
- 長期休暇中に遊びに行かせてもらう
親が普段の育児を担当し、祖父母は甘やかし担当と分けていることで、息子や娘も祖父母との交流を楽しめているように感じます。
複数の放デイを掛け持ちする選択肢もある
希望する曜日にひとつの放デイだけで通えない場合、複数の放デイを掛け持ちする選択肢もあります。
事業所によって空き曜日や活動内容、送迎範囲が違うため、複数の放デイを利用することで、仕事に必要な曜日を確保しやすくなる場合があります。
また、子供にとっても、それぞれの事業所で違う活動や人との関わりを経験できるメリットがあります。
ただし、放デイの掛け持ちをする際には、以下のような点に注意しなければなりません。
- 事業所ごとにルールや支援方針が異なり、子供が混乱したり、疲れやすくなったりする可能性がある
- 連絡帳や予定管理、送迎時間の把握など、確認することが増える
- 学校側が「今日はどこの放デイだっけ」と確認する手間が増える
- 複数の放デイを掛け持ちするとしても、月額の利用日の上限は変わらない
複数利用を考える場合は、親の仕事都合だけで決めるのではなく、子供の負担や相性も見ながら慎重に考えたいところです。
学校・相談支援専門員・自治体にも確認する
放デイの利用については、家庭だけで判断せず、学校や相談支援専門員、自治体にも確認しておくと安心です。
放デイはあくまでも子供のための福祉であり、自治体や家庭の状況によって利用状況が変わってきます。
- 利用日数
- 受給者証の内容
- 地域の事業所の空き状況
インターネット上の体験談が参考になることもありますが、最終的にはお住いの地域で直接確認してみることが大切です。
また、学校から放デイへの引き継ぎや送迎の流れは学校側に確認しておきましょう。
働き方そのものを調整することも必要
放デイを利用しながら働く場合、子供や放デイの状況によっては、働き方そのものを見直すことも必要になる場合があります。
近年は様々な以下のように働き方がありますが、それぞれにメリットと難しさがあります。
- 正社員
- 時短勤務
- パート・アルバイト
- フリーランス
例えば、正社員は収入が安定しやすい一方で、急な予定変更に対応しにくいこともあるでしょう。



一方、フリーランスは柔軟に働きやすい一方で、仕事量や収入を自分で調整する必要があります。
大切なのは、子供や家族の状況、家計、親の体力に合った働き方を考えることです。
放デイは仕事を続けるための大きな助けになりますが、放デイだけで両立を完成させるものではありません。
家庭内の分担や周囲の支援、働き方の調整を合わせて考えることで、無理の少ない形を探しやすくなります。
放デイを利用しながら働く前に確認したいポイント
放デイを利用しながら働く場合は、「放デイに通えるかどうか」だけで判断しない方が良いと思います。



放デイは子供の福祉なので、学童・保育園より預り時間や利用日の変更も多い印象だからです。
大切なのは、実際に親が働ける時間をどのくらい確保できるのか、予定が変わったときにどう対応するのかまで考えておくことです。
働き始めてから「思っていたより仕事時間が取れない」とならないように、放デイ側・家庭内・仕事面の3つに分けて確認しておくと安心です。
放デイ側に確認したいこと
まず確認したいのは、放デイの利用条件や具体的なスケジュールです。



特に大切なのは、利用できる曜日と預かり時間です。
以下のようなことを放デイの見学・契約時に確認しておきましょう。
- 希望する曜日に空きがあるのか
- 通常授業日は何時から何時まで利用できるのか
- 長期休暇中は時間が変わるのか
- 延長で預かってもらうことは可能なのか
- スポット利用はできそうなのか
- 送迎の有無・場所
- 急な休み・予定変更があった場合の対応
上記のような利用条件に加え、子供の特性にどこまで対応してもらえるのか、事業所の活動内容が子供に合っているのか、職員との相性についても必ず確認しておきましょう。


家庭内で確認したいこと
次に、家庭内でどこまで対応できるかを整理しましょう。
夫婦だけでなく、祖父母も含めて、以下のような情報を整理しておくとより安心です。
- 夫婦それぞれ対応できる範囲(送迎や急な休みなど)
- 祖父母や親族にどれくらい頼れそうか
- 子供の通院や学校対応の頻度
- 子供の性格や特性
障害児育児は突発の対応も多いので、家事のように夫婦できっちり分担を決めることは難しいはずです。
それでも、互いに協力する姿勢やなんとなく役割を分けておくと、揉めにくくなったり互いの負担感を減らしたりできるのかなと思います。
我が家の場合、療育センター・神経内科の受診などあらかじめ決まっている通院や学校対応は私がメインで担当しています。



反対に夫は子供の急病時の通院や駐車場が狭い病院への通院を対応してくれます。
祖父母や親族に頼れる場合も、「どのくらい頼れるのか」を具体的に考えておきましょう。
毎週決まった曜日にお願いできるのか、緊急時だけなのか、放デイから帰宅した後の短時間なら頼めるのかによって、支援体制は変わってくるはずです。
仕事面で確認したいこと
最後に、仕事側でどこまで調整できるかを確認します。
以下のようなことを確認、整理しておきましょう。
- そもそも何時まで働きたいのか(曜日・時間など)
- 勤務時間を調整できるのか
- 在宅勤務できるのか
- 急な休みや早退に対応しやすいのか
- 世帯収入はいくら必要なのか
- 収入が増減することにより、受けられる福祉制度に影響はあるのか
勤務時間が固定されている仕事の場合、放デイの終了時間と合わないと、誰かが子どもの帰宅に対応する必要があります。
在宅勤務+送迎してくれる放デイの組み合わせは働きやすいものの、長期休暇中や子供の体調不良時には負担が増えることを理解しておきましょう。



学校がある平日を乗り切れる=1年間通してそのペースで働けるわけでは
ありません……
フリーランスや納期のある仕事の場合は、仕事量を調整できるかも重要です。
長期休暇中に仕事量を減らせるのか、納期を前倒しできるのか、夜や早朝に作業する余力があるのかを考えておくと良いと思います。


放デイと親の仕事についてよくある質問
最後に、放デイ利用と親の仕事の両立についてよくある質問をQ&A形式でまとめました。
- 放デイは仕事をしていない親も利用できますか?
-
放デイは、親が仕事をしているかどうかだけで利用が決まるサービスではありません。
一般的な学童は、保護者の就労状況が利用条件になることが多いですが、放デイは、障害のある子供や発達に支援が必要な子供が、放課後や長期休暇中に支援を受けるための福祉サービスです。
そのため、親が働いていない場合でも、子供に支援の必要性があると判断されれば利用できる可能性があります。ただし、実際に利用するには、自治体での手続きや受給者証の取得が必要です。
- 放デイは学童代わりに利用できますか?
-
放課後等デイサービスは、放課後の子供の居場所になるという意味では、学童と似ている部分があります。
ただし、学童とまったく同じ感覚で利用できるとは限りません。放デイは、単に子供を預かるだけの場所ではなく、子供の発達や特性に応じた支援を受けるためのサービスです。
活動内容や支援方針、預かり時間、送迎の有無などは事業所によって異なります。また、学童よりも預かり時間が短い場合や、希望する曜日に空きがない場合もあります。
- 放デイの預かり時間に仕事が間に合わない場合にはどうすれば良いですか?
-
放デイの預かり時間と仕事の終了時間が合わない場合は、放デイだけで解決しようとせず、複数の選択肢を考えておくことが大切です。
まずは、事業所に送迎時間や利用時間の調整ができるか確認してみましょう。
ただし、送迎ルートや職員体制の都合もあるため、必ず希望通りになるとは限りません。その上で、夫婦で帰宅時間を調整できるか、祖父母や親族に短時間だけ頼れるか、別の曜日に利用できる放デイがあるかなども考えておくと安心です。
- 放デイを子供がつまらないと言って通いたがらないです。どうすれば良いですか?
-
子供が放デイを「つまらない」「行きたくない」と言う場合、まずは理由をできるだけ丁寧に聞いてみることが大切です。
単純に活動内容が合わないのか、疲れているのか、友達や職員との関係で困っているのか、見通しが持てず不安なのかによって、対応は変わります。
子供自身がうまく言葉にできない場合もあるため、帰宅後の様子や、行く前の反応、利用後の疲れ具合なども見ておきたいところです。
まとめ:放デイだけに頼らない準備も必要です
放デイは、障害のある子供を育てながら働く親にとって心強い支援のひとつです。
放課後の居場所ができ、送迎付きの事業所を利用できれば、親の仕事時間を確保しやすくなります。
ただし、放デイだけで仕事の不安がすべて解決するわけではありません。
預かり時間や利用できる曜日、長期休暇中の対応、子供の体調や事業所との相性によっては、働き方を調整する必要があります。
放デイを利用しながら働くなら、夫婦での分担、祖父母や親族の協力、複数の放デイ、在宅勤務や時短勤務なども含めて考えることが大切です。



家庭に合った支援体制を作りながら、無理の少ない働き方を探していきましょう。






コメント