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障害児育児をしていて正社員で働いてるんだけど、もう無理
フルリモ勤務に転職すれば、まだ何とかなるのかな?
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、障害児育児中のママやパパがフルリモ職で働くメリットやデメリットを解説します。
障害のある子を育てていると、療育や通院の付き添い、学校生活のサポートなどで仕事との両立が難しいと感じることもあるのではないでしょうか。
せめて通勤が必要ないフルリモ職であれば両立できるかもと考えている人もいるかもしれません。
結論から言うと、フルリモ職は確かに通勤ありの正社員よりは家事・育児と両立しやすいですが、それでも現実は厳しいです。
本記事では、障害児育児をしている人がフルリモ職で働くメリットとデメリットを解説します。
障害のある子がいて働くのが難しいと感じる人は、下記の記事もお読みください。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で軽度知的障害+弱視
- FP2級・Webライター歴9年
- 詳しいプロフィールはコチラ
- 障害児育児をしている人がフルリモ職で働くメリット・デメリット
- フルリモ求人を見つけやすい転職サイト・エージェント
障害児育児中をしていると外で働くのが難しい
障害児育児をしている親にとって、外で働くことが難しいと感じる場面は非常に多いです。
私は軽度知的障害+弱視の子供を育てて5年経ちますが、下記のときに仕事との両立は難しいなぁ、と感じます。
- 保育園で加配を断られるなど預け先が見つからない
- 運良く預け先が見つかっても自宅・職場と遠く通いにくい
- 運良く預け先が見つかっても長い時間預かってもらえない可能性がある
- 療育や通院などの付き添いが多い
- 登園渋りや行き渋り、不登校のリスクが定型発達の子より高い
- 支援学級・支援学校に通う場合、保護者の送迎が必要な場合がある
- 病院や保育園、療育施設が当たり前のように保護者の手厚いケアを求めてくる場合がある
- 障害の内容によっては保育園に通って感染症リスクを上げていいのか不安に感じる
先日も支援学校の見学説明会に参加したのですが、多くの保護者が送迎バスルートと時間を気にされていました。
仕事の調整ができるか、祖父母に依頼できそうかを懸念されている人も多かったです
仕方ないのはわかりますが支援学校側も「ルートや時間は保護者の都合で変えられないので、各ご家庭で調整願います」と繰り返していました。
とはいえ、収入も増やしたいし育児以外のやりがいもほしいし働きたい人もいますよね
次の章では、障害児育児中のママ・パパがフルリモで働くメリットを紹介します。
障害児育児中のママ・パパがフルリモで働くメリット
フルリモ可能な職場やフレックス制度のある職場で働けば、家事や育児との両立も比較的しやすくなるはずです。
障害児育児中のママ・パパがフルリモで働くメリットは、主に下記の通りです。
- 通勤時間が必要なく、その時間を家事や育児に充てられる
- 職場や駅から遠い保育園を選びやすくなるため、預け先の選択肢が増える
- フルリモだけでなくフレックス制の職場を選べばさらに時間の融通がききやすくなる
障害児育児はファミサポなども利用しにくいので、保護者の出番がどうしても増えます。
フルリモ職であれば、通勤時間がない分、子供のケアと仕事を両立できそうです。
障害児育児中のママ・パパがフルリモで働くデメリット
残念ながら、フルリモ職=障害児育児と両立できると考えてしまうと甘いです。
フルリモ職で働くデメリットは、下記の通りです。
- フルリモできる職種・業界は限られている
- 現在フルリモで働けても、今後どうなるかはわからない
- 自宅で働くと、家事・育児と仕事の境界が曖昧になる
- フルリモをしているからといって勤務時間に家事・育児をできるわけではない
私はフルリモ職として正社員で働いているわけではなく在宅ワークをしているのですが、それでも子供が家にいる間に仕事をすることはほぼできません。
集中できませんし、子供に邪魔されてイライラしてしまうので……
フルリモ職に就ければ、家事や育児の合間に仕事ができるはずと考えているのであれば、甘いと言わざるをえません。
結局のところ、フルリモだろうと大変は大変で配偶者の協力や家事の効率化をしないと回らないはずです……
フルリモ求人を見つけやすい転職サイト・エージェント
家事と育児を両立するためにフルリモ職に転職したいのであれば、転職エージェントや転職サイトにまずは登録してみましょう。
フルリモ求人を見つけるのにおすすめの転職サイトや転職エージェントは、下記の通りです。
- doda
- リクナビエージェント
- Geekly
それぞれ詳しく紹介していきます。
doda
- リモート勤務・在宅勤務の求人が11万件以上ある
- 未経験可のリモート勤務求人も4,700件以上ある
- 転職サイト・エージェント両方のサービスを利用できる
dodaは転職サイト、転職エージェント両方の機能を備えた転職サービスです。
自分で求人情報を探しつつ、エージェントにマッチングも依頼できるので短期間で転職したい人に向いています
またdodaは求人数も多く、リモート勤務や在宅勤務可の求人も11万件以上あり、業界トップクラスです。
フルリモで働くにあたり、どんな勤務先・選択肢があるのか知りたい人は登録しておくと良いでしょう
リクナビエージェント
- ベンチャー企業から大企業まで幅広い求人を紹介してもらえる
- フルリモ勤務に適した面接・書類アドバイスをもらえる
- どんな人物が採用されているか具体的にアドバイスをもらえる
リクナビエージェントは、国内最大級かつ転職支援実績No.1の転職エージェントです。
大希望の求人も多いので、フルリモ勤務だけでなく福利厚生も重視している人に適しています
エージェントの担当者も経験豊富なことが多く、自社で転職ノウハウも持っているので書類選考や面接のアドバイスもしてもらえます。
Geekly
- 95%以上の利用者が希望の企業に転職している
- 88%の人が在職中の転職に成功している
- フルリモに適したIT系企業の求人が豊富である
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントであり、フルリモ勤務の求人も多めです。
フルリモ勤務できる職種や業界は限られており、中でもIT業界やWeb業界はフルリモ可能や在宅勤務可能としている場合も多いです。
すでにIT系やWeb系業界にて勤務している人は、登録しておきどんな求人があるか見ておくと良いでしょう
GeeklyはIT系やWeb系求人に特化しているので、幅広い業界の求人を確認したい人はこれまでに紹介したdodaやリクナビエージェントにも登録しておくのがおすすめです。
フルリモで働くのが難しいときには在宅ワークをするのもおすすめ
コロナ禍ではフルリモ勤務や在宅勤務可能としている職種や企業もありましたが、2024年時点では中小企業を中心に出社前提とする流れが戻りつつあります。
在宅ワークであれば自宅で自由な時間に働ける仕事も多いので、家事や育児とも両立しやすいからです。
企業に所属せず個人事業主やフリーランスとして働く場合、自分で営業活動をする必要はありますがその分、自分のスキルや経験次第で収入を増やしていける可能性もあります。
私も第一子を妊娠してから、Webライターとして自宅で働いています
障害児育児をしている人におすすめの在宅ワークは、主に下記の通りです。
- Webライター
- Webデザイン
- プログラミング
- データ入力
- ハンドメイド販売
- イラスト販売
- ブログ・アフィリエイト
- SNS運用
- 動画編集
- スキル販売
下記の記事で詳しく紹介しているので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。
障害児育児中のママ・パパがフルリモで働くときによくある質問
最後に、障害児育児中のママやパパがフルリモ勤務するときによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 障害児育児をしている母親は正社員で働くのが難しい?
- 障害児育児をしていると療育や通院の付き添い、学校生活のサポートが必要な場合があり、母親が正社員で働くのが難しい場合もあります。
実際に、障害児育児をしている母親の就労率は定型発達の子供を育てる母親の就労率より低いというデータもあります。
- 障害児保育の種類は何種類ある?
- 障害児保育の分類方法はいくつかあり、その中のひとつが①統合保育と②分離保育で分類する方法です。
統合保育は他の定型発達の子供と一緒に保育する方法で、分離保育は障害のある子に対して個別に保育をする方法です。
- 発達障害の子供を育てていると外で働くのは難しい?
- 発達障害の子供を育てながら仕事をするのは難しい場合もあります。
特に、仕事の拘束時間が長い場合や子供が不登校、行き渋りになっている場合は仕事との両立が難しいと感じることもあるでしょう。
- 障害児育児のストレスの対処法とは?
- 障害児育児は保護者のケアが必要な場面が多い、保護者が障害受容しきれないなどの理由でストレスを抱えやすいです。
下記の方法でストレスに対処していくのが良いでしょう。
・他の子と比較しないようにする
・謝罪・お礼は仕事だと割り切る
・家事・育児のハードルを下げる
・自分の時間・楽しみを持つようにする
▶障害児育児のストレス対処法について詳しくはコチラ
【まとめ】フルリモ・在宅ワークなど働きやすい環境を見つけていきましょう
障害児育児をしていると「これも保護者がやらなきゃダメか、仕方ないけど大変だな」と感じるシーンがとても多いです。
そして何より、子供が将来少しでも自立できるように、大人になっても楽しく過ごせるようにできるかぎりのことをしてあげたいと考える保護者が多いのではないでしょうか。
そんな中で、家事や育児、仕事を両立するのは非常に大変です。
少しでも両立しやすい環境を整えるために、フルリモ勤務ができる仕事に転職する、在宅ワークに挑戦するなどを考えてみてはいかがでしょうか。
本ブログでも、障害児育児をしながら働く方法や育児と仕事を両立するアイデアを紹介していきます。
読んでいただきありがとうございました!