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療育を受けさせたいけど、どこに相談すれば良いかわからない……
療育につながれない場合は、幼稚園や保育園、かかりつけ医や自治体窓口など相談先を増やすのが大切です
本記事では上記のようにお悩みの人に向け、子供が療育を受けられない原因や対処法を解説します。
療育とは発達が遅れている、発達に凸凹がある子に対し、今の困り事の解消と将来の自立を支援することです。
自閉傾向のある子や発達障害の子が療育を受けることで困り事を解消でき、二次障害を防げるなどのメリットがあります。
一方で自治体ごとに療育施設のキャパが異なり、療育を受けたくても受けられない、様子見と医師や保険福祉センターに言われ続けるなどの問題もあります。
療育を受けられない場合は、今の困り事をハッキリと伝える、相談先を増やして療育につながる可能性を増やすなどが大切です。
本記事では、療育を受けられない原因や対処法、療育開始までに自宅でできることを解説します。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で弱視+軽度知的障害
- FP2級・Webライター歴8年
- 療育を受けられない主な原因
- 療育を受けられないときにすべきこと
- おうち療育に使える幼児教材
「早期療育が重要」というくせに療育を受けられない子供が多い
SNSの投稿や療育に関する専門書を読むと、しばしば早期療育が重要であるという意見が見つかります。
私にも経験があるのですが「早期療育が重要」という言葉、療育を受けられない子供と親にとっては非常に負担です。
早期療育始めたいのに受け皿がない
こうしている間も、他の子と我が子の差がどんどん開いちゃう
療育につながるまでは、私も上記のように毎日悩んでいました。
自治体のHPを確認する、療育の体験談などを読み漁っても、我が子がどうして療育を受けられないのか、いつ受けられるかの答えは見つかりませんでした。
そのため、本記事で紹介する原因や体験談はあくまでも一例としてお受け取りください。
子供に療育を受けさせたい!となったら、相談先を増やし「療育受けたいアピール」や「今困っていること」を伝えるのが大切です
子供が療育を受けられない主な原因4つ
子供が療育を受けられない原因は複数あるため、原因を特定して適切な対処をする必要があります。
主な原因は、下記の4つです。
- 施設に空きがないと断られる
- 基準を満たせていないと施設に断られる
- 療育の受診先・相談先を保護者が見つけられない
- 保護者が療育の必要性を感じていない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
施設に空きがないと断られる
発達障害やグレーゾーンなどの理解が進んだこと、子供の発達を検査する方法が発展したことにより、療育を受けたい子供が増えている現状があります。
実際に、私が住んでいる自治体でも療育施設の初診は半年から10ヶ月待ちの状態です
地域で評判の良い療育施設ほど人気が高いため、希望の施設で予約を取れないケースも多いです。
基準を満たせていないと施設に断られる
「今の生活で困り事がない」「特性が個性の範囲におさまってしまう」などのケースでは、療育の受診を施設や自治体に断られるケースもあります。
- 保険福祉センター
- 保健所
- 児童相談所
- 病院
診察や心理相談の際に、子供の困り事を伝えられないと「様子を見ていきましょう」で療育につなげてもらえない場合もあります。
子供の年齢が低い場合「様子を見ましょう」となる割合が多いです
療育の受診先・相談先を保護者が見つけられない
「子供の発育が心配」「療育というものがあるらしい」と保護者が理解しても、どこに相談すれば良いのかわからず、子供が療育を受けるまで時間がかかってしまう場合があります。
療育を受けるまでの流れは自治体によって異なるため、まずは地域の保険福祉センターなどで相談してみるのが良いでしょう。
担当者が手続きの流れや受給者証を発行してもらう流れを教えてくれるはずです。
また、保健福祉センターで窓口に相談すれば、地域の療育施設のリストなどももらえます。
自宅から近い、療育の方針が合う施設を探せますよ!
保護者が療育の必要性を感じていない
保護者が「子供を療育に通わせたくない」「療育は必要ない」と思っていて、子供が療育につながれない場合もあります。
- 療育手帳や障害者手帳がないと療育に通えない
- 発達障害や自閉症などの診断名がつかないと療育に通えない
- 療育に通うには費用がかかる
- 療育に通うと普通学級に行けなくなる
上記はまったくの誤解であり「支援が必要な子」と診断されれば障害者手帳を取れない子や診断がつかない子も療育に通えます。
また、療育に通う際の費用は9割が公費負担であり、毎月の上限額も決められています。
療育に通ったからといって、家計を圧迫することはありません
「うちの子は大丈夫」「個性が強いだけ」と問題を先延ばしにすると、就学やその後の成長で子供が困る可能性もあります。
少しでも不安な点があるなら、療育に通うべきか専門家のアドバイスを受けるのが良いでしょう。
我が子が療育を受けるまでの流れ
生後2ヶ月で急性脳症になり後遺症が残ると指摘された息子は3歳になる頃にST、その半年後にOTを受け始めました。
子供のためにできる限りのことをしてあげたい、放置することで子供の成長を促せないのは困ると思っていたため、療育を受けるまでは毎日やきもきしていました。
息子が療育を受けるまでの流れは、下記の通りです。
- 生後2ヶ月で急性脳症になる
- 1歳半で言葉の遅れなどを指摘される
- 自治体の心理相談や幼児教室に通う
- 3歳直前で療育センターの初診を受ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
生後2ヶ月で急性脳症になる
息子は生後2ヶ月のときに38度以上の熱とけいれんを起こし、急性脳症と診断されました。
1ヶ月近く入院し、退院したときには視力と知的な部分に後遺症が残る可能性が高いと言われました。
後遺症がハッキリするまでは発育の確認、てんかん治療を行うこととなりました。
1歳半で言葉の遅れなどを指摘される
MRIの結果によると運動機能に後遺症は出にくいと言われていたため、赤ちゃん時代は発達に遅れがなく過ごすことができました。
しかし、1歳を過ぎても歩かない、1歳半検診で指さしや発語がないなどの理由で発達遅れを指摘されることに。
地域の保健福祉センターや担当保健師も息子が急性脳症になったことや後遺症の可能性も把握してくれていたため、発達遅れやその後のフォローについては比較的スムーズに進みました。
自治体の心理相談や幼児教室に通う
自治体の1歳半検診で遅れを指摘され「かかりつけ医や神経内科のフォローも受けているが、自治体でも心理相談を受けられる」と言われたので、心理相談の申し込みをしました。
私は自宅で仕事をしていて時間の融通もしやすいため、費用がかからないなら相談先や受診は積極的にしていきたい考えです。
心理相談の結果、実年齢の半年ほど遅れていると言われ、「発達に不安がある親子向けの幼児教室」への参加をすすめられました。
親同士で情報交換できたらいいな、地域の情報も集まるし保健福祉センターとの人脈もできるはず、と考え参加を即決定。
月1回のペースでコロナで中止になるときもあれど、1年ほど通い続けました
我が家の場合は自治体の心理相談を機に、下記の変化があったので「受けて良かった!」と思っています。
- 療育につながれた
- 「早くから集団生活に入れるべき」とアドバイスを受け、幼稚園の満3歳児クラスに通わせることにした
幼児教室に通い始めた後も半年に1度の頻度で心理相談を受けていました。
3歳直前で療育センターの初診を受ける
自治体の心理相談や神経内科のかかりつけ医に定期的に発達を見てもらったところ、3歳になる頃に「療育を受けても良いかもね」と言われました。
私としては早く子供のために何かしてあげたい!と思っていたので「やっと言ってもらえた」という気持ちでした
私が住んでいる市には民間の療育施設も多いのですが、病院や心理士さんからすすめられたのは、下記の2つの選択肢でした。
- 大学病院併設の療育(通っている神経内科と連携が取れるため)
- 地域で有名な療育センター(障害児向けの病院も併設されている)
保険福祉センターによると大学病院併設の療育は「発音の修正がメイン」と聞いていたので、療育センターの受診を希望しました。
療育センターはカウンセリングや初診まで半年から10ヶ月かかると聞いていましたが、コロナが流行っている時期で受診のキャンセルが増え、1ヶ月も待たずに療育を始められました。
タイミングが良かったとしか言えないです
3歳から4歳半になるまで継続して療育に通っていますが、息子も楽しそうで私も相談先が増え助かっています。
次の章では、3歳前後で療育を始めて良かったことを紹介します。
3歳前後で療育を始めて良かったこと
息子の場合は運動面に発達の遅れは指摘されなかったため、3歳になる頃にST、その後しばらくしてOTを受けるようになりました。
療育を受けられないと悩んでいる1~2歳の頃は毎日不安な気持ちでいっぱいでしたが、個人的には3歳前後からスタートしても遅くはないと思っています。
息子に療育を受けさせて良かったと思うことは、下記の通りです。
- 相談先が増えた
- 子供の発達に適した対応・言動を学べる
- 幼稚園に「療育行ってます」と言える
- 自己負担はなし
それぞれ詳しく見ていきましょう。
相談先が増えた
療育に通い、STやOTのスタッフさんや担当医の支援を受けられるようになり、相談先が増えたことは非常に助かっています。
息子が通う療育センターは規模が大きく歴史も古いため、地域の障害児育児に関する情報やノウハウも豊富です。
- 就学相談を行う時期
- 地域の普通学級、支援学級情報
- 子供の進路
- 子供の将来(18歳以降)
直近の困り事はもちろんですが、上記のようにちょっと先の心配事や親が行うべき準備に関しても相談できます。
急性脳症やてんかんのフォローは大学病院の神経内科を受診しているのですが、大学病院ということもあり担当医が半年から1年に1度変わるため、細かいことは相談しにくい印象です。
もちろん大学病院の先生も寄り添ってくれるのですが、地域に関する情報は少ないので私が調べたことを共有し、相談に乗ってくれる形です。
私の性格的に相談先や情報をもらう相手は複数いた方が安心するので、今後も療育センターと大学病院の受診を続けたいと思っています
子供の発達に適した対応・言動を学べる
息子が通う療育では親子同伴の個別指導を行っています。
具体的には、親子同伴の個別指導では下記を学べました。
- 息子と私のやり取りに問題や改善すべき点はないか
- 子供に集中させる、意識を向けさせる方法
- どこまで子供の希望を先回りすれば良いのか
- どうやって子供にヒントを与えれば良いのか
私の場合、答えを教えすぎてしまう、先回りして息子とコミュニケーションをとってしまうことが多かったため、今は普段の生活でも改善しようとしています。
幼稚園に「療育行ってます」と言える
子供を療育に通わせて良かったと思うのが、地味に大きいのが幼稚園や病院に「療育行っています」と伝えられることです。
幼稚園の年中クラスの中で息子は「手がかかり加配が必要な子」の位置付けです。
ただ幼稚園の先生やスタッフさんも人間なので、同じ手がかかる子だとしても、子供の気質や保護者の対応によって対応のしやすさや子供への気持ちが変わるのでは?と考えています。
- 療育に通っていて困り事を克服しようと訓練中の子
- 療育に通っていなく保護者も支援を受けさせる気がなさそうな子
前者の子は応援したいと思うし、何か困ったことがあっても保護者に伝えやすいと思ってもらえそうです
私自身は子供がそれほど得意でないこともあり「どの子も平等に愛せる、それが幼稚園教諭の仕事」とは思えないし綺麗事だと思っています。
少しでも子供が幼稚園で楽しい時間を過ごせるために、幼稚園の先生を味方につけることが大切です。
そして、幼稚園の先生を味方につける、子供の困り事を認識して改善しようとしていることを伝える言葉が「療育に通わせています」だと思うのです。
自己負担はなし
私も療育に通うまでよくわかっていなかったのですが、息子の場合は療育に通っても自己負担はありません。
幼児教室くらいの費用なら負担するか、と思って通い始めたら無料だったので非常に助かっています!
なお、子供が小学生になり児童発達支援センターではなく、放課後等デイサービスに通う場合、世帯年収に応じて負担上限額が決まります。
放課後等デイサービスの負担上限額については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
3歳前後で療育を始めて残念に思ったこと
正直なところ、療育に通わせるまでは「療育に通う=ゴール=息子がどんどん成長していく」なんて思っていました。
しかし息子の場合は療育も月1回ですし、息子ができる課題から進めるので成長を感じられず落ち込む月もあります。
息子を療育に通わせたものの「残念だ」「予想と違う」と思ったのは、下記の点です。
- 療育で成長を感じられず落ち込む
- 療育の頻度が少なくやきもきする
それぞれ詳しく紹介していきます。
療育で成長を感じられず落ち込む
療育に通い出したうちは、息子も課題に対して何をすれば良いかわからず、できないことが多く成長を全く感じられませんでした。
- はめ絵パズルはできない
- できないだけでなく、パズルの車でごっこ遊びを始める
- 「おはようございます」の挨拶ができず愚図る
- 運動ができる広い部屋に入るのを怖がる
上記の様子だったので療育に通うたびに落ち込み「通って意味があるのかな」「療育に通えば何とかなると思っていた」なんて考えていました。
療育の頻度が少なくやきもきする
息子の場合、療育の頻度は月1回なので最初の頃は頻度が少なくてやきもきしていました。
- もっと療育を受けさせて子供を何とか成長させてほしい
- SNSとか見ると月2回とか週1通っている人もいるのに
こんな風に他と比較、もっと通えば子供が伸びるのではないかと延々と悩んでいました。
ただ息子も4歳になり、幼稚園で様々な取り組みに参加できるようになったため、療育以外の場でも子供が成長できるようになったといえます。
- 療育のみで子供が成長するわけではない
- 療育では適切な対応方法を学ぶ
- 療育で課題に取り組むことで子供の今のレベルや変化がわかる
今では上記のように考え、自宅でもドリルやワークを使った勉強、手先を使う遊びなどを行っています。
息子も年長になってから、こどもちゃれんじのタブレット教材の受講を始めました。
今のところ毎日楽しんで学習してくれています!
療育を受けられないと悩む人にしてほしいこと
1歳半健診などで発達の遅れを指摘され「療育を受けさせた方が良いのか」「療育に空きがでなくて受けられない」とお悩みの人は、本当に辛い状況だと思います。
療育を受けられないとお悩みの人におすすめの対処法や考えを紹介します。
- 市役所や幼稚園・病院など相談先を増やす
- 子供が「今困っていること」を伝える
- 「療育を受ける=障害児」ではない
- 療育を受けるがゴールではない
- おうち療育や知育も選択肢のひとつにしてみる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
市役所や幼稚園・病院など相談先を増やす
療育につながれず悩んでいる場合、市役所や保健福祉センター、幼稚園など相談先を増やしましょう。
相談先を増やすことで、自分が考えていなかった選択肢を提案してもらえることもあります。
息子もかかりつけ医や療育センターなど複数の施設に相談したことで、心理検査や発達検査を受けられた経験もあります。
子供が「今困っていること」を伝える
療育に通うことを希望して、保健福祉センターや病院に相談するときには「今困っていること」を伝えましょう。
親としては、障害のある子が将来どうなるのか、親が亡くなった後も本人なりに幸せに生きられるかが非常に重要だと思います。
しかし、将来の不安は医師も解決できないだけでなく、将来の子供の発達具合を予測することも難しいはずです。
そのため、限られた時間で医師や心理士さんに伝えるときには、今困っていることを具体的に伝えましょう。
以下は、私が普段の診察や心理相談で伝えることの一例です。
- 4歳になるのにトイレの自立ができずオムツで困っている
- 着替えや食事を自分でやろうとしない、スモールステップでやらせる努力をしているが手先が不器用で難しそうだ
- 視力が悪いため、新しい場所や環境を非常に怖がる。言葉の理解も遅れているため、見通しを立てにくそうだ
こんな風に具体的に今困っていることを伝えられると、療育にもつながりやすくなりますし、医師や心理士さん具体的なアドバイスをしてくれます。
「療育を受ける=障害児」ではない
「療育を受けると子供が障害児と認めているようで辛い」と思ってしまう親御さんもいるはずです。
療育は障害のある子だけが通うのではなく、今困っていることがあり支援が必要な子が通えます。
- 療育手帳や障害者手帳は必要になったときに取得しよう
- 診断がつくかは置いておき、子供が幼稚園や学校で過ごしやすいように訓練しよう
こんな風に思えると、療育に通わせやすいはずです。
療育センターにも「何に困っているんだろう?」と思うくらい、良い意味で普通の子も多いです!
療育を受けるがゴールではない
過去の私に言いたいことでもありますが、療育を受ける=子供の発達問題をすべて解決できるわけではありません。
長い目で改善していく、療育を通じて親子で適切な関わり方を学ぶなどの考え方も必要になります。
そして療育に通ったとしても我が家のように頻度が低ければ、生活の中で療育以外が占める時間が圧倒的に長いです。
そのため療育に通うことをゴールと考えず、良い意味で療育に期待しすぎないことも大切です
おうち療育や知育も選択肢のひとつにしてみる
療育に通う前や通い始めてからは、子供が生活していくのに必要なスキルを身につけるため、おうち療育や知育を試してみるのも良いでしょう。
他にも子供の発達に合わせて、下記の知育や遊びを試しています。
- こどもちゃれんじ
- 書店で購入したワーク
- シルバニアファミリー
- ブロック
我が家は上の子がこどもちゃれんじを受講しており、知育玩具(エデュトイ)を取っておいたため、下の子も使えています。
兄弟がいない場合や下の子専用のエデュトイを用意したい場合は、幼児教育を受講しても良いでしょう。
娘・息子が受講したこどもちゃれんじの感想については、下記の記事でも詳しく紹介しているのであわせてご参考ください。
次の章で自宅で試すのにおすすめな幼児教育を紹介します。
おうち療育としておすすめ幼児教育
療育以外にも子供の成長を促す取り組みをしたい、療育を受けるまで家庭でできることをしたいのであれば、幼児向けの通信教育を受けるのもおすすめです。
通信教育=お勉強と思われるかもしれませんが、幼児向けの教材は生活に関することや指先を使う取り組みなどがバランスよく学べるようになっています。
おうち療育としておすすめの幼児教育は、下記の5つです。
それぞれ特徴を詳しく紹介していきます。
こどもちゃれんじ
- 0~6歳向けの幼児教育
- 子供の実年齢以外の講座も受講可能(要電話申し込み)
- 年中からはタブレット学習も可能
こどもちゃれんじでは、0~6歳の子供に向けて通信教育を提供しています。
アニメや映画にもなっている「しまじろう」と共に、生活に必要な知識から文字や数字、時計の読み方など小学校入学に向けて必要な知識を身につけられます。
年少までは紙のワーク+エデュトイ(知育玩具)という組み合わせでの学習になりますが、年中向け教材からはタブレットでの学習も可能です。
さらに、タブレット教材を受講したとしても、紙のワークが届くため小学校入学に向けて鉛筆の練習をしたいご家庭にもぴったりです。
- 発達に遅れがあるから何度もタブレットで繰り返し学習をさせたい
- 鉛筆の使い方に慣れさせたい
- 集中力が低いからエデュトイで遊びながら学習させたい
こどもちゃれんじは、上記のようにお悩みの人にぴったりの通信教育です。
スマイルゼミ
- 年少冬からタブレットで学習できる
- 専用タブレットは書きやすく使いやすい
- 算数・国語は無学年学習を採用している
スマイルゼミはジャストシステムが提供しているタブレット専用の通信教育です。
スマイルゼミは年少冬から高校生までの通信教育を提供しているので、子供が小さいうちからタブレットでの学習を定着させられます。
スマイルゼミはタブレット教材の歴史が長いため、タブレットの使いやすさも群を抜いているのが特徴です。
- 紙に書くときみたいに手がタブレットに触れても書ける
- 筆圧検知システム付なので、適切な筆圧で書く練習もできる
- 映像や音をフル活用して子供1人で学習を進められる
上記のように、スマイルゼミはタブレットの質が高いため、筆圧が弱くなる、書きにくいなどのタブレットのデメリットを克服しています。
さらに、無学年学習や映像、音を使用したカリキュラムなどタブレットの良さも活かした通信教育に仕上がっています
ワンダーボックス
- 思考力向上を目的とした教材なので不正解がない
- 遊びを通じて思考力やサイエンス、アートを学べる
- おもちゃとアプリでデジタル・アナログの良いとこ取りができる
ワンダーボックスは、年中から始められる通信教育です。
年中・年長向け教材は思考力強化や生物、芸術分野に関する内容が中心であり、不正解がない教材となっています。
そのため発達障害の子や自閉傾向のある下記のような子でも、取り組みやすいはずです。
- 不正解だと納得しない
- 集団生活では「遅れている側」で自己肯定感が低く自身がない
- 少しでも難しい教材は嫌がる、癇癪をおこす
月々3,700円で知育玩具2種類とワークブック、タブレット学習がついてくるので、子供の興味を引き出す学習が可能です。
幼児ポピー
- 月1,425円で受講できる
- 紙教材なので鉛筆で書く力を養える
- 文字や数字の勉強だけでなく工作も楽しめる
タブレットでなく紙タイプの教材を探しているのであれば、幼児ポピーも向いています。
- 小学校はまだまだ紙中心の学習スタイルなので、タブレットではなく紙学習をしたい
- 運筆の練習をさせたいからドリルをやらせたい
上記の人は、ポピーを試してみても良いでしょう。
幼児ポピーは2~3歳(年少の1学年下のプレの学年)から学年別教材を利用できるので、子供の年齢や学力に合った内容を学べます。
天神
- インターネット不要なので外出先でも利用できるタブレット教材
- 0~6歳向けの問題を年齢関係なく自由に学習可能
- 買い切り型+3人まで登録できるので兄弟がいるご家庭はお得
天神はパソコンで利用できる買い切り型の通信教育を販売していましたが、近年ではタブレット型の教材も提供しています。
タブレット1台で3人まで登録できるので、兄弟がいるご家庭は非常にお得です。
ただ幼児向けの天神タブレットは37万1,580円と非常に高額なので、兄弟がいるからといって「よし、申し込もう!」と即決できない点はちょっと残念です。
教材の質、量ともに申し分なく、子供との相性が良ければかなりおすすめです!
天神は実際にタブレット端末を利用した無料体験も可能なので、気になった方は試してみてください。
療育を受けられないとお悩みのときによくある質問
最後に、療育を受けられず悩んでいるときによくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 療育はどんな子が通うのですか?
- 療育は発達障害やASD、知的障害、身体障害などにより、日常生活や学習面で困り事がある子が通います。
- 療育はいつまで通うべきですか?
- 療育を通う期間は明確には決められていなく、本人の困り事がなくなり療育が不要になるまでとされています。
- 療育は障害児手帳・療育手帳(愛の手帳)がないと受けられないの?
- 療育を受けるのに、障害児手帳や療育手帳の有無は直接関係しません。
放課後等デイサービスや児童発達支援で療育を受けるのであれば、自治体にて受給者証を発行してもらう必要があります。
なお、病院で行う療育(リハビリ)であれば受給者証不要で受けられます。
- 療育はグレーゾーンの子供は受けられない?
- 発達障害の診断がつかない、いわゆるグレーゾーンの子供でも療育を受けることは可能です。
ただし、放課後等デイサービスや児童発達支援で療育を受けるには受給者証の発行が必要なので、役所の福祉課窓口などで子供の困り事などを説明する必要があります。
グレーゾーンの子供の場合、困り事が認識されず「様子見でいいのでは?」と言われる可能性もあるので、普段から様子を見ている親が子供の苦手なことや困っていることを伝えることが大切です。
- 療育は必要ないと言われたが本当?様子見でいいの?
- 意思や自治体、保健福祉センターなどで「療育は必要ない」と言われたが、保護者目線で不安な場合、幼稚園・保育園や学校経由で療育について相談するのも選択肢のひとつです。
他には、病院を変えてみる、子供が苦手なことや困っていることを整理して再度伝えるなどもおすすめです。
「療育を受けた=障害児」として扱われるわけではないので、子供の発達で不安があれば療育を受けてみるのが良いと考えています。
【まとめ】今困っていることを伝えると療育につながりやすい
療育に受けられない、とお悩みの人は相談先をひとつでも増やし、療育とつながれる可能性を少しでも上げましょう。
息子も生後2ヶ月で急性脳症になり、神経内科の定期受診をしていましたが、結果として療育につながれたのは自治体の心理相談がきっかけでした。
また「療育を受ける=ゴール」ではなく、療育を受けたからといって子供がすぐに健常児に追いつく、成長するとは限りません。
療育の頻度によっては療育以外の時間の方が圧倒的に多いので、おうち療育や知育を試してみるのも良いでしょう。
発達に遅れのある子や支援が必要な子におすすめの幼児向け通信教育は、下記の通りです。
無料体験も可能なので、気になったものはとりあえず試してみるのがおすすめです!