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発達障害の子供がいて、そろばんをさせたいんだけど、どうやって勉強させればいいかな?
親が教えるのは難しそうだから教室に通いたいけど、子供に合う教室が見つかるかな
親が教えることもできますが、地域の教室やオンライン教室に通わせるのが良いですよ!
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、発達障害や知的障害の子供がそろばんを始めるときのおすすめ学習方法を紹介します。
そろばんは、視覚だけでなく指先も活用して計算するので発達障害や知的障害の子供でも数の理解や計算力の向上につながりやすいです。
また、そろばんの珠を弾く行為自体が指先のトレーニングにもつながります。
ただ、発達障害や知的障害の子供がそろばんを使って勉強するのであれば、その子のペースに合わせてスモールステップで学習を進めることが大切です。
本記事では、発達障害や知的障害の子供がそろばん学習をする方法を解説します。
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- 息子は急性脳症の後遺症で弱視+軽度知的障害
- FP2級・Webライター歴8年
- 発達障害・知的障害のある子におすすめのそろばんの種類
- 発達障害・知的障害の子がそろばんを学習する方法
- 発達障害・知的障害の子がそろばんを学ぶのにおすすめの場所
発達障害児・知的障害児はどんなそろばんを準備する?
発達障害や知的障害の子供がそろばん学習を始めるのであれば、その子のレベルや年齢に合ったそろばんを選びましょう。
小学校の授業で使用するそろばんは、一般的なものであり本記事では「23桁そろばん」や「27桁そろばん」として紹介しています。
しかし、そろばんには幼児向けの100玉そろばんなどもあるので、子供の学習内容に合ったものを選ぶことが大切です。
発達障害や知的障害の子供におすすめのそろばんは、下記の通りです。
- 色そろばん
- 10玉そろばん・100玉そろばん
- 23桁そろばん・27桁そろばん
それぞれ詳しく解説していきます。
色そろばん
引用元:色そろばん研究会
色そろばんとは、1つの列に10個の珠があり桁ごとに珠の色が異なるそろばんです。
1つの列に10個の珠があり、桁によって色が異なるので視覚的にわかりやすいのが特徴です
色そろばんであれば、発達障害や知的障害の子でも視覚的な部分から桁の理解をしやすくなります。
実際に色そろばんの普及を目指している「色そろばん研究会」では発達障害だけでなく、LDや知的障害の子にも色そろばんの使用を勧めています。
10玉そろばん・100玉そろばん
10玉そろばんや100玉そろばんは、1~10や1~100までの数の概念を視覚イメージで理解しやすくしたそろばんです。
例えば、100玉そろばんであれば1行に10玉あり、10になると次の位に移ることを理解しやすいです。
また、100玉そろばんであれば100までの足し算や引き算の学習にも役立ちます。
10玉そろばんや100玉そろばんは幼児向けのものが多いため、玉も大きくカラフルで扱いやすいのも魅力です!
23桁そろばん・27桁そろばん
23桁そろばんや27桁そろばんは、いわゆる一般的なそろばんです。
「そろばん」と聞いてイメージするのは、主にこちらではないでしょうか
23桁そろばんや27桁そろばんは名前の通り桁数が多いので、より大きな数の計算にも適しています。
また子供から大人までのそろばん学習に適しているため、発達障害や知的障害の子供が長期的に学ぶのにもおすすめです。
23桁そろばんや27桁そろばんであっても、桁が大きくなると列が左に移るため、数の概念を視覚的に理解しやすくなっています。
幼児や10、100までの理解を目指すのであれば「色そろばん」や「10玉・100玉そろばん」、それ以外の子は「23桁そろばん・27桁そろばん」がおすすめです!
発達障害児・知的障害児のそろばん学習方法
発達障害や知的障害の子供がそろばん学習を行う際には、スモールステップで数の概念や数字、計算について学んでいく必要があります。
最初から計算をやらせようとしても、ほとんどの子が難しいかと思います
そろばん学習の最初に躓いてしまい、子供が苦手意識を持つのは非常にもったいないので子供のペースに合わせて学習していきましょう。
具体的な学習の手順としては、下記がおすすめです。
- 数の概念を学習させる
- そろばんの珠の位置と数字を連動させる
- 簡単な計算方法を学ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
数の概念を学習させる
そろばん学習を始めるにあたり、子供に数の概念を理解してもらいましょう。
数の概念とは、主に下記の通りです。
- 1~10までの順番
- 1~3までの数はパッとみて何個あるか理解できる
- 10になったら桁が上がる
数の概念については、そろばんだけでなく普段の生活でも積極的に教えていくことで身につきやすくなります。
例えば、おやつのときにお菓子を数えてもらう、積み木やブロック遊びのときに数える作業を取り入れるなどがおすすめです。
他にも、1~10までの順番を覚えるのであればお風呂で10数えてあがるなども有効です
生活の中や子供の好きなものと組み合わせると数の概念を理解しやすいので、その子に合った方法を見つけていきましょう。
数に興味を示しだした頃に、そろばんを使っての勉強をスタートさせていくとスムーズです
そろばんの珠の位置と数字を連動させる
数について子供が理解を深めてきた、数だけでなく数字も理解しだしたら、そろばんの珠の位置と数字を連動させる学習を行いましょう。
具体的には、下記の方法で勉強を進めていきましょう。
- 1~10までそろばんを使って数えてみる(慣れてきたら数を増やす)
- そろばんの珠を自分で動かす練習をする
- 「17」「33」などランダムな数字を言い、子供がそろばんを使って表せるか確認する
23桁そろばんや27桁そろばんを使用していると、珠が小さく子供が上手に動かせない場合もあります。
思ったように珠を動かせず、子供が投げ出さないように褒めて伸ばす、子供にとって無理のないペースで学習することも意識しましょう。
簡単な計算方法を学ぶ
数の概念と珠の位置の理解が進んだら、次は簡単な計算方法を学びます。
筆算など紙の上での計算に躓いた子は、そろばん学習を一度取り入れてみてほしいです
そろばんでは足し算から割り算までの四則演算を行えますが、発達障害や知的障害の子であれば足し算・引き算の簡単な練習を丁寧に行うのが良いでしょう。
掛け算は「珠算能力検定試験」の10級の出題範囲にもなりますし、どこまでそろばん学習をさせるかは子供の特性や能力によって変わってくるからです
個人的には、発達障害や知的障害の子は数についての理解や簡単な計算への理解をサポートするのにそろばんが適しているのでは?と思います。
子供が目指す将来にもよりますが、電卓やパソコン、スマホなどが当たり前に普及した現代では高度な暗算能力が発達障害や知的障害の子に求められるとは考えにくいからです。
そろばんを使って簡単な計算ができるようになったら、日常生活でも計算を取り入れてみましょう。
子供が希望するうちはそろばんを使用させ自信を持たせ、徐々に簡単な計算なら暗算や筆算でできるように学習を進めていきましょう。
発達障害児・知的障害児はそろばんをどこで学習する?
発達障害や知的障害の子がそろばん学習をする方法は、主に下記の通りです。
- 自宅で親が教える
- そろばん教室に通う
- オンラインそろばん教室に通う
それぞれ詳しく解説していきます。
自宅で親が教える
発達障害や知的障害のある子で教室に通わせるのが不安、子供が嫌がるのであれば親がそろばんを教えるのも良いでしょう。
子供の特性や障害を1番理解しているのも親ですもんね
一方で、親子は距離が近すぎる分、そろばんを教えようとしてもイライラしてしまう、子供が甘えてしまうなどのリスクもあります。
私も塾講師の経験があるのですが、塾の子供に仕事で勉強を教えるのと我が子に勉強を教えるのは違うな~と日々痛感します
そろばん教室に通う
地域に良いそろばん教室があるなら、お試し感覚で通わせてみるのも良いでしょう。
一方で、地域に発達障害や知的障害のある子を受け入れているそろばん教室があるか探さなければなりません。
教室が見つかったとしても、発達障害や知的障害のある子はそろばん教室に通うにあたり送迎必須の場合も多いです。
保護者の負担が大きくなるのがネックですよね……
オンラインそろばん教室に通う
最近では、オンラインでそろばんを学ぶことも可能です。
オンライン教室であれば、自宅にいながら専門の指導を受けられるため、移動の負担が少なく、時間の調整もしやすいメリットがあります。
加えて、オンライン教室は生徒の定員も少なく生徒同士の交流は少ないため、落ち着いた環境でそろばん学習をしやすいのもメリットといえるでしょう。
オンラインのそろばん教室は幼児教育や小学校・中学校受験に特化している教室もありますが、子供のペースで勉強を進めてくれる教室もあります。
お試し授業を受けて、相性の良い講師や教室を見つけることが大切です!
発達障害児・知的障害児におすすめのオンラインそろばん教室
発達障害や知的障害のある子がそろばん学習を進めるには、教室や講師選びが非常に重要となってきます。
本人の特性や障害について理解してくれ、スモールステップで学習を進めてくれる教室や講師を見つける必要があるからです。
特性のある子が自分のペースでコツコツ勉強しやすいそろばん教室は「よみかきそろばんくらぶ」です。
よみかきそろばんくらぶが、発達障害や知的障害の子に向いている理由は、下記の通りです。
- 3歳から受講可能であり、数の概念からしっかりと学べる
- 質の高いオリジナル教材で子供のペースで学べる
- 講師は5次審査を通過した30~70代の子育て経験者
- 定員1~4名でzoomをつなぎ自宅で学習できる
オリジナル教材を使用した授業や講師の質が高いことが特徴で、子供の様子や理解度をじっくり見ながら丁寧に授業を進めてくれます。
よみかきそろばんくらぶでは、無料体験レッスンも開催しているので、少しでも興味をお持ちの人は体験授業を受けてみてはいかがでしょうか。
\\ 数字・読み書きを学べる //
発達障害児・知的障害児のそろばん学習方法についてよくある質問
最後に、発達障害や知的障害のある子のそろばん学習に関するよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 軽度知的障害の学習方法は?
- 軽度知的障害の子供は定型発達の子供と比較すると、物事を理解するのに時間がかかる場合があります。
①視覚や指先からも情報を伝える工夫をする、②何度も繰り返し学習する、③本人が理解できるレベルから学習を始めることが重要です。
- 知的障害の人は何が苦手ですか?
- 本人の特性や障害の程度にもよりますが、抽象的な物事の理解が乏しい、ワーキングメモリが低いことにより行動に時間がかかる場合があります。
- 境界知能や軽度知的障害の子でもそろばんを学べる?
- 境界知能や軽度知的障害の子供でも、そろばん学習を行えます。
そろばんは指先を使って計算するため、数の概念を理解するのが難しい子にもおすすめです。
【まとめ】そろばん学習で数や計算練習をしてみてはいかがでしょうか
発達障害や知的障害のある子は、抽象的な物事を理解するのに時間がかかる場合があります。
紙の上での計算や数字の勉強に苦手意識がある子は、そろばん学習を取り入れてみるのもおすすめです。
そろばん学習であれば、視覚と指先両方を使って数や計算について学べます。
発達障害や知的障害のある子がそろばん学習をする際には、特性や障害について理解してもらった上で本人のペースでスモールステップで学ぶことが非常に重要です。
お住まいの地域に子供に合うそろばん教室がない場合は、オンライン教室の受講も検討してみてはいかがでしょうか。
読んでいただきありがとうございました!
よみかきそろばんくらぶで
数の練習
完全オンラインで
子供のペースで学習できます
- 無料体験レッスン開催中
- 完全オンラインで通学・送迎不要
- 定員1~4名で習熟度別に学べる
\ よみかき・数の練習に /