お悩みタブレット学習で、子どもが適当にタップして答えているみたい。注意した方がいいのかな?



何度も間違えているのに、考えずに次の答えを押してしまう。どうサポートすればいい?
子どもがタブレット学習時に適当に答えてしまう背景には、問題の理解不足や難しさ、早く先に進みたい気持ちなどが考えられます。一律に注意するのではなく、考えているか、困っているかを見て対応を決めましょう。
わが家でも、知的障害のある息子がタブレット学習で適当に回答していることがあります。
この記事では、わが家で実践している見守り方や声かけとともに、親が介入するタイミングや確認したいポイントを紹介します。
タブレット学習で適当に答えてしまうのはなぜ?
子どもがタブレット学習で適当に答えている様子を見ると、「ちゃんと問題を考えているのかな?」「まじめに取り組んでほしいな」と感じることもあると思います。
ただ、適当に答える理由は、必ずしもやる気がないからとは限りません。問題の意味が分からなかったり、難しすぎたりすることも考えられます。
問題を理解しなくても正解できてしまう
幼児向けのタブレット学習には、選択肢をタップして回答する形式の問題が多くあります。
こうした問題は内容を理解していなくても、選択肢を順番にタップしていけば正解できてしまうことがあります。



わが家の息子も、問題文を最後まで聞かずに回答したり、間違えた直後に別の選択肢をタップしたりすることがあります。
また、普段の理解度から考えると、まだ解けないはずの問題に正解していることも。そんなときは、偶然正解したのかもしれないと考えています。
タブレット上では正解になっていても、子どもが問題を理解して答えたとは限りません。
そのため、わが家では正解・不正解だけでなく、回答するまでの様子にも目を向けるようにしています。
分からない・難しい・早く終わらせたいなどの可能性がある
息子が適当にタップしているとき、私は主に次のような理由があるのではないかと考えています。
- 問題の意味が分からず、どう答えればよいか分からない
- 問題が難しく、考え続けることがつらい
- 早く問題を終わらせて、次に進みたい
実際、息子は少し頑張れば解ける問題であれば、嫌がらずに取り組んでいます。
一方で、今の息子には難しい内容が出題されることもあります。そうした問題では、適当にタップして先へ進もうとしているのかもしれません。
もちろん適当に回答する理由を息子自身に確認できているわけではないので、これは普段の様子から考えた私の推測です。
ただ、少し頑張れば解ける問題には取り組めていることを考えると、適当にタップする姿を見ただけで「勉強する気がない」と決めつけるのは違うと感じています。
適当にタップしていても、すぐに止めなくてよい場合もある
わが家では、息子が適当にタップしているように見えても、必ずしも声をかけるわけではありません。
問題の種類や取り組んでいる様子によっては、そのまま見守ることもあります。
1問だけの誤タップや、自分で考えているときは見守る
息子が1問だけ間違った選択肢を押した程度なら、基本的には何も言わずに見守っています。
また、何度か不正解になっても、自分で考えながら取り組んでいるうちは、すぐには手助けしません。
間違えた回数だけで判断するのではなく、本人が考え続けられているか、困っていないかを見ているためです。
繰り返し取り組むことにも意味を見いだす
ひらがななど何度も繰り返して覚えていく学習では、最初から正解できなくてもよいと考えています。
例えば、適当にタップして何度も間違えていたとしても、繰り返し問題に触れるうちに、答えを覚えるきっかけになるかもしれません。
極端な話、100回間違えたとしても、本人が嫌がらずに取り組んでいるならその経験が何かにつながる可能性もあると思っています。
もちろん、ただ選択肢を押し続ければ必ず覚えられるという意味ではありません。



それでも私は、毎回正しく回答することだけにこだわらず繰り返し学習に取り組む機会も大切にしたいと考えています。
一方で、考える間もなく不正解と次のタップを繰り返している場合は、本人が問題に向き合えていない可能性もあります。
そうしたときは、何度も回答させるより、一度問題の内容を確認するようにしています。
興味のあるコンテンツでは先に進むことを優先する場合も
タブレット学習には、問題を解く以外にも科学やアートなどのコンテンツがあります。
息子がこうしたコンテンツに取り組んでいるときは、答えをじっくり考えるより、早く次の内容を見たくてタップしていることもあります。
そんな場合、わが家ではあえて声をかけず、そのまま進めてもらうことがあります。
問題を解いて知識を身につける時間と興味のある内容に触れる時間では、親が重視したいことも違います。
適当にタップしているという行動だけではなく、今は何を目的に取り組んでいるのかも、見守るかどうかの判断材料にしています。
適当に答えているときに、わが家で実践している対応
息子が考える間もなく次々とタップしていたり、一人で考えて煮詰まっていたりするときには、親が声をかけて一緒に取り組むようにしています。
ただし、毎回同じように手助けするわけではありません。問題の内容や息子の理解度によって対応を変えています。
考えずに連続タップするときは「どんな問題やってるの?」と声をかける
息子が適当に回答しているときには、「どんな問題やってるの?」「ちょっと見せてー」と軽く声をかけています。
息子は適当に答えているところを私に見つかると、「まずいことをしていた」というような表情をすることがあります。
ただ、そこで「適当に押しちゃダメだよ」と注意することはしていません。



代わりに「一緒にやろう」と声をかけると、息子は「ありがとう」と言ってくれます。
適当に答えたことを指摘するよりも、今取り組んでいる問題を一緒に確認する。それが、わが家で意識していることです。
考えられる問題はヒントを出してサポートする
算数やひらがななど、息子が少し考えれば解けそうな問題では、すぐに答えを教えないようにしています。
最初のヒントで分からなければ、さらに細かいヒントを出して、自分で答えにたどり着けるようにサポートします。
こうした問題では、正解を教えて先に進めることよりも、息子自身が考えて答えることを大切にしています。



一人で考えて煮詰まっているときや、泣きそうになっているときにも、一緒に取り組むようにしています。
難しい問題が続く日には、「今日はしんどいねー」と軽く声をかけることもあります。
まだ解けない問題は答えを教える
一方、時計やカタカナなど、今の息子にはまだ難しいと分かっている問題では、ヒントを出すのではなく、そのまま答えを教えています。
そもそも理解できていない内容であれば、いくら考えても答えが分からないことがあります。
そうした問題まで自力で解かせようとする必要はないと考えているためです。
わが家では、少し頑張れば解ける問題は自分で考えてもらい、今は難しい問題は答えを教えるというように、サポートの仕方を使い分けています。
適当な回答を繰り返すときに親が確認したいこと
ここまで、わが家の見守り方やサポート方法を紹介しました。
子どもによって理解度や得意・不得意は異なるため、同じ対応が合うとは限りません。
自分の子どもに合った対応を考える際には、次の3つを確認してみてください。
問題の内容や難易度が合っているか
まず確認したいのは、子どもが何につまずいているのかです。
例えば、学習内容を理解しているのに間違える場合と、問題の意味そのものが分からない場合では、必要な支援が異なります。
子どもが答えられないときは、次のような点を確認するとよいでしょう。
- 問題文の意味を理解できているか
- 選択肢の違いが分かっているか
- 学習したことがある内容か
- 画面や文字が見づらい、操作しにくいといった困りごとはないか
例えば、問題の意味は分かっていても答えを選べないなら、選択肢の違いを一緒に確認する方法があります。
問題文自体が理解できていないなら、まず問題の意味を伝えることが必要かもしれません。



何が難しいのかを分けて考えると、手助けする内容も具体的になります。
子どもが嫌がらずに取り組めているか
次に確認したいのは、間違えたときの反応や学習中の様子です。
例えば、間違えても自分から考え直しているなら、急いで手助けせず、考える時間を確保する方法があります。
反対に、疲れた様子がある、泣きそうになる、問題を見ること自体を嫌がるといった場合には、負担が大きくなっていないか確認したいところです。
その場合は、一緒に取り組むほか、問題数を減らす、その日の学習を区切るなどの選択肢も考えられます。



また、早く終わらせたがっているように見えても、単に勉強が嫌なのか、次の内容を楽しみにしているのかによって、受け止め方は変わってきます。
親がどの程度サポートすれば進められるか
最後に、親が手助けしたときに、子どもの取り組み方がどう変わるかを見てみましょう。
例えば、声をかけるだけで問題に向き直れるなら、必要以上に手助けせず、再び一人で取り組んでもらう方法があります。
一方、説明しても問題の意味が分からない、ほとんどの問題で親が答えを教えなければ進めないといった場合には、学習内容や教材の難易度を見直すことも選択肢になります。
親がどこまで手伝えばよいか、最初から正解を決める必要はありません。
- 問題のどこにつまずいているか
- 本人がどんな様子で取り組んでいるか
- 手助けによって何が変わるか。
この3つを確認することで、見守る・一緒に取り組む・学習内容を調整するといった対応を選びやすくなります。
タブレット学習で適当に答える子どもについてよくある質問
最後に、子供がタブレット学習する際によくある質問を回答と共に紹介していきます。
- タブレット学習は親がずっと付き添わないとダメ?
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必ずしも最初から最後まで付き添う必要はありません。ただし、子どもの理解度や教材によって必要なサポートは異なります。
親がどこまで付き添うか迷っている方は、わが家の見守り方を紹介したこちらの記事も参考にしてください。
- 適当に答えることが多いならタブレット学習は向いていない?
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適当に回答することだけで、タブレット学習が向いていないとは判断できません。
難易度や親のサポートを調整しても取り組むことが難しい場合は、教材の変更や紙教材との併用なども検討できます。
- タブレット学習自体を嫌がる場合はどうすればいい?
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学習そのものを嫌がる場合は疲れや問題の難しさなど、何が負担になっているのかを確認してみましょう。
無理に続けるのではなく、学習量を調整したり、休んだりする選択肢もあります。
勉強を嫌がる子どもへの関わり方については、以下の記事でも紹介しています。
- タブレットの操作が難しい・端末を大切に扱えない場合はどうする?
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子どもによっては、タップやタッチペンの操作が難しかったり、タブレットを強く叩いたり投げたりしてしまうこともあるでしょう。
まずは、操作方法が分からないのか、思うように操作できず困っているのか、端末の扱い方をまだ理解できていないのかを確認してみましょう。
操作が難しい場合は親が一緒に練習する、端末を乱暴に扱ってしまう場合は保護ケースを使用するなど、状況に合わせた対策が考えられます。
また、教材によっては専用端末の修理・交換費用が発生する場合もあるため、購入・受講前に保証内容を確認しておくと安心です。
まとめ|適当に答える理由を考えて、必要なサポートをしよう
タブレット学習で子どもが適当に答えていても、必ずしもやる気がないとは限りません。
わが家では、適当なタップを見つけてもすぐには注意せず、次の3つを意識しています。
- 問題の理解度: 少し考えれば解ける問題か、今はまだ難しい問題か
- 子どもの様子: 自分で考えられているか、困ったり嫌がったりしていないか
- 必要なサポート: 見守るだけでよいか、ヒントや説明が必要か
適当にタップしていること自体を問題にするのではなく、その背景を見ることが大切だと考えています。
まずは子どもがどんな問題に取り組み、どのように回答しているかを少し観察してみてください。
そのうえで、必要なときに「どんな問題やってるの?」と声をかけることから始めてみてはいかがでしょうか。











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