お悩み通信教育を始めたけれど、うちの子には難しいのかな?



全部使えていないし、続けるのはもったいない?
まずは子供の様子を見て難しい部分と、取り組める・楽しんでいる部分を分けて確認することをおすすめします。
続けるかは、役立つ内容・親子の負担・費用への納得感から考え、退会を考えたら、手続きの期限や端末代、返金条件を確認しましょう。
わが家でも、知的障害のある息子が教材をすべて活用できず、迷うことがありました。それでも、取り組める学習や科学への関心に、続ける意味を感じています。
この記事では、難しい問題への対応と声かけ、継続・退会の判断、やめた後の学習について、わが家の体験を交えて紹介します。
知的障害のある子に通信教育が合わないと感じたら困っている部分を整理する
通信教育を始めてから、問題が難しかったり、操作で手が止まったりすると、「この教材は合わなかったのかな」と迷いますよね。
そんなときは、実際に取り組む様子を見ながら、困っている部分と使えている部分を分けてみてください。「合わない」と感じる場面を具体的にすると、見直す点を考えやすくなります。
内容が難しいのか操作や説明が分かりにくいのかを確認する
「問題ができない」といっても、どこで困っているかによって対応は変わります。例えば、次のような場面を確認してみましょう。
- 問題の内容が、まだ学習していないことだった
- 説明だけでは、何をするのか伝わっていなかった
- 答えは分かっていても、画面の操作で困っていた
- 最初は取り組めていたが、途中から手が止まっていた
操作で止まる場合は、問題を解く部分と、答えを入力する部分を分けて見ると、どこに手助けが必要かを確認できます。
途中から進まなくなる場合は、どの問題で止まったかに加え、取り組んだ時間やその日の様子も振り返ってみてください。
まずは一緒に取り組み、「何が難しいのか」「どこを手伝っているのか」を具体的にしてみましょう。
取り組める内容や楽しんでいる部分も確認する
難しい問題が目につくと、教材全体が合っていないように感じることもあります。使えている部分も併せて確認すると、今の状況を整理しやすくなります。
例えば、教材の内容を次の3つに分けてみましょう。
| 分類 | 確認すること |
|---|---|
| 自分で取り組める内容 | どんな問題なら理解して進められるか |
| 手助けがあれば取り組める内容 | 説明を補う、操作を手伝うなど、何が必要か |
| 今は難しい内容 | まだ学んでいないことや、手伝っても理解が難しいことは何か |
問題への正答だけでなく、興味を持って見ている動画なども書き出しておくと、教材のどこを活用しているかが見えてきます。
難しい問題はどう進める?わが家の対応と声かけ
息子が通信教育に取り組むとき、すべての問題を自分で解くことは求めていません。
今取り組める内容と、まだ難しい内容が一つの教材に含まれているため、問題に応じて手助けしています。
なお、わが家では、息子が「【こどもちゃれんじ】」のデジタルスタイル・じゃんぷコースで学習しています。
答えを教えたり一緒に取り組んだりしている
息子は、時計やカタカナをまだ勉強していないため、それらの問題では私が答えを教えています。時計については、一緒に取り組むこともあります。
わが家では、こうした未学習の問題は親が手伝って進めています。
その際、息子が理解して解けたのか、親が答えを教えたのかは分けて見ています。
難しい問題への対応を考えるときは、それが今練習したい内容なのかを確認すると整理しやすいと思います。今取り組んでいる内容なら一緒に考える、まだ先だと思う内容なら深追いしないなど、学習の目的に合わせて対応を選べます。
問題を飛ばせるか、取り組む内容を選べるかは教材によって異なるため、使っている教材でできることも確認してみてください。
「わからない」と伝えられたことを受け止める
答えを教えるときには、「まだ習っていないからわからないもんね」「よくわからないっていえたね」くらいの声をかけています。
教材を進める場面では、つい「できたかどうか」に目が向きます。
それでも、わが家では、分からないことを言葉にできた点にも触れるようにしています。
難しい問題に出会ったとき、子どもが一人で解くことだけを目標にせず、親に伝えたり、一緒に取り組んだりする場面があってもよいと思っています。
全部使えなくても続ける?役立つ部分・負担・費用から考える
教材を十分に使えていないと、「お金がもったいない」と感じます。
私も迷いましたが、「すべての教材を活用できなくても仕方ない」「今の息子に少しでも役立ちそうなら続けよう」と考えました。
続けるかどうかは、使えている内容に加え、親子の負担と費用も合わせて考えたいところです。
使い切れていなくても続けたいと思える部分があるか
わが家では、ひらがな・数・図形の学習に加え、科学のコンテンツにも続ける意味を感じています。
息子は動画を面白そうに見るだけでなく、普段の会話で体の仕組みなど、学んだことを話してくれることがあります。
すべての問題を解けなくても、こうした様子を見ると「息子に役立つ部分はあるな」と思えます。
教材を始めた目的を振り返ることも、判断の助けになります。
例えば、数の練習を目的に受講したなら、その内容に取り組めているかを確認してみましょう。



楽しんで見ているコンテンツがあれば、それにも費用を払う価値を感じるか考えてみましょう。
子どもの嫌がり方と親の付き添いの負担を確認する
役立つ内容があっても、取り組むたびに親子が疲れてしまうなら、続け方を見直したいと思います。
私は受講前に、息子が強く嫌がって癇癪を起こしたり、ほとんどの問題を理解できなかったりする場合は、一旦やめようと考えていました。実際にそうなったわけではありませんが、やめる場合も想定していました。
見直す際は、子どもの反応と親の負担を具体的に確認してみてください。
- どの内容で嫌がるのか
- 量を減らせば取り組めるのか
- 付き添う時間を家庭で確保できるのか
このような点を確認すると、通信教育を続けるかどうかの判断をしやすくなります。



調整して使えそうなら使い方を変え、負担が大きいままなら退会を検討する、という選び方もできます。
使えている内容に対して納得して払える費用か
同じ教材でも、一部しか使っていないことを気にせず続けられる費用は家庭によって違います。



私も、気楽に続けられる費用の教材を選ぶことは大切だと思っています。
「全部使えばお得」という見方に加え、実際に使えている内容に対して、今後も受講料を払いたいかを考えてみましょう。
これまで払ったお金が惜しい気持ちはあります。それでも、継続するかを決めるときには、これからの支払いにも目を向けたいところです。退会に伴う費用も確認したうえで、役立つ内容と負担に納得できるかを考えてみてください。
退会を考えたら手続きの期限と支払いを確認する
通信教育をやめようと思ったら、いつ退会できて、いくら支払う必要があるかを確認しましょう。
私はこどもちゃれんじの受講前に、以下のような内容を調べておきました。
- 初期費用や最低何か月分の支払いが必要か
- 端末代がかかるか
- 退会手続きはどうするか



「合わなくても、このくらいなら勉強代と思おう」と考えられるように、費用の見通しを持っておきたかったからです。
既に受講している場合も、契約中のコースと申込時の条件を確認するところから始めましょう。
最低受講期間・退会期限・手続き方法を確認する
退会を希望しても、連絡したその月で終了できるとは限りません。次の3点を確認しておくと、手続きを進めやすくなります。
- 最低何か月の受講が必要か
- 希望する月で終了するには、いつまでに連絡するか
- 電話やWebなど、どの方法で手続きするか
例えば、こどもちゃれんじは、通常は最短2か月からの受講で、キャンペーン時を除き1か月だけの受講はできません。また、講座によって退会の締切日が異なります。
「今月で終わりたい」という場合は、どの月号まで受け取り、どの月号から停止するのかまで確認しておきましょう。
式案内だけで判断できなければ、契約中のコース名と希望する終了時期を伝えて問い合わせてください。
端末代・返金条件を含め、退会時の支払いを確認する
費用は月々の受講料だけでなく、端末代や、一括払いした受講費の精算方法も確認します。
専用端末を使っている場合は、申込時の案内を見て、短期間で退会したときの追加請求や端末の返却条件がないかを確認しておきましょう。
一括払いの場合も、残りの月数分がそのまま返金されるとは限りません。例えば、こどもちゃれんじの12か月分一括払いでは、途中退会すると受講した期間を毎月払いの受講費で計算し直し、差額を返金する仕組みです。
「追加で支払う金額」「返金される金額」「支払いが必要な最終月号」を整理しておくと、その後の教材費も考えやすくなります。



申込時期やキャンペーンによって条件が違うこともあるため、自分が申し込んだ際の条件と照らし合わせましょう。
参考:受講費|こどもちゃれんじ
通信教育をやめた後は今取り組める内容から学習を組み直す
通信教育をやめた後は、家庭でどんな学習を続けたいかを考えます。すぐに別の通信教育へ申し込む以外にも、紙教材を使うなどの選択肢があります。
私も受講前には、「今の息子に難しければ一旦やめて、紙教材と親の見守りに変更しよう」と考えていました。
実際に退会して切り替えたわけではありませんが、次の方法を考えておくことで、合わなかった場合の見通しを持てました。
紙教材と見守りなど、続けやすい方法を考える
学習を組み直す際は、まず「今、家庭で何を練習したいか」を一つ決めると、教材を選びやすくなります。
例えば、数を練習したいなら、数字を読むのか、物を数えるのかなど、取り組みたい内容を具体的にしてみましょう。
紙教材を選ぶ場合も、対象年齢だけでなく、実際のページや画面を見て確認したいところです。
- 今の子どもが取り組める問題があるか
- 文字や絵の大きさ、問題の配置が見やすいか
- 説明を読む、指で示すなど、どんな手助けが必要か
親が問題を読み上げるなどの付き添いも含めて、家庭で続けられそうかを考えましょう。



通信教育で取り組んでいた内容をすべて置き換えようとせず、必要な学習から選ぶ方法もあります。


次の教材を選ぶときは、合わなかった場合の費用と対応も決めておく
別の通信教育を試す場合は、今回困った点を選び直しの条件にします。内容が難しかったなら取り組める範囲を、操作で困ったなら体験版などで実際の操作を確認する、といった具合です。
申込前には、短期間でやめた場合の総額を調べ、その金額なら試してみたいと思えるかも考えておきましょう。
さらに、「合わなければ手元のドリルを使う」など、次の対応を一つ用意しておくと、申し込む前に選択肢を整理できます。


知的障害のある子の通信教育が合わないときによくある質問
最後に、知的障害・発達障害のある子の通信教育が合わないと感じたときによくある質問を回答と共に紹介します。
- 退会後もタブレットや配信済みの教材は使えますか?
-
教材・受講年度・コンテンツによって異なります。端末を手元に残せても、配信済みの教材を期限なく使えるとは限りません。
例えば、2026年度のこどもちゃれんじ「まなびルーム」は、途中退会すると最終受講月の24日が利用期限です。同じこどもちゃれんじでも、サービスによって期限が異なります。
退会後も復習に使いたい場合は、「受講済みのどの教材が、いつまで使えるか」を確認しましょう。専用端末についても、教材の利用期限と、一般のタブレットとして使えるかを分けて確認してください。
- 一度退会して子どもが成長してから再受講できますか?
-
再入会を受け付けている通信教育なら、改めて申し込むことができます。例えば、こどもちゃれんじにも再入会の案内があります。
再受講するときには、以下の内容を確認しておきましょう。
- 希望するコースの対象や内容
- 手持ちの端末を使えるか
- 端末代や入会特典の条件
通信教育は毎年アップデートされているため、以前と同じ内容・条件で受講できるとは限りません。再び検討する際は、体験教材などで、その時点での子どもの取り組み方を確かめてから選びましょう。
まとめ|通信教育が合わないと感じたら、役立つ部分と負担から見直そう
知的障害のある子に通信教育が合わないと感じたら、まずは難しい部分と、取り組めている部分を分けて確認してみましょう。
わが家では、まだ学んでいない問題は親が手伝い、ひらがなや数、科学のコンテンツなど、息子に役立つと感じる部分を活用しています。
全部使えるかだけでなく、親子の負担と費用にも納得できるかが、継続を考える材料になります。退会する場合は、期限や支払いを確認し、紙教材など次の方法を考えておくとよいでしょう。
まずは「使えている内容」「難しい内容」「必要な手助け」を書き出すところから始めてみてください。











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