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家計簿って使ったお金を「食費」「日用品費」などに分けるんだよね?
大変そう……
そもそも家計の支出を何費に分ければいいのか、わからない……
家計簿の費目分けにルールはありません
各家庭に合うものにカスタマイズしていくのが理想です
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、家計簿の費目分けをするコツや実際に我が家の家計簿で使用している費目を紹介します。
家計簿の目的は支出を記録し、後々分析しやすくすることです!
使いすぎた支出を見つけることができれば、次回以降はセーブしやすくなりますよね
分析のためには、使ったお金の金額だけでなく「何に使ったか」を記録することも大切です。
そして、何に使ったかの管理に役立つのが、家計簿の費目です。
家計簿の費目を自分に合うものにすれば、特に確認したい支出を記録しやすくなるメリットがあります。
本記事では、家計簿の費目分けの例や自分に合う費目を設定するコツを紹介していきます。
家計簿が続かないときの対処法については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
- 家計簿歴10年以上
- 世帯の総資産は1,600万円以上
- 8歳娘・5歳息子を育児中
- FP2級・Webライター歴8年
- 家計簿の費目分けをした方が良い理由がわかる
- 自分に合う家計簿の費目分けの方法がわかる
- 家計簿の費目分けの具体例がわかる
家計簿で費目(項目)分けが必要な理由
家計簿は「いくらお金を使ったか」といった金額だけでなく「何にお金を使ったか」といった費目も記録しておくのがおすすめです。
家計簿で費目分けをしておくべき理由は、主に下記の通りです。
- 何にいくら使ったか把握するため
- 費用ごとに分析するため
金額だけでなく費目まで管理することで、後から家計簿を見たときに分析しやすくなります。
例えば、家計簿で費目分けしておけば「物価高が騒がれているが、我が家の食費はどのように変化しているか知りたい」などといった疑問も解決できます。
他にも、節約を考えたときに費目分けされた家計簿があれば、どの部分の金額が多いか、削れる余地はないかを検討しやすくなるはずです。
このように、家計簿で費目分けするのは後から分析しやすくするためです
企業の会計とは違い、家計簿は株主や税務署が確認するものではないので、各家庭に合った費目分けをして分析しやすい家計簿作りをしていく必要があります。
- 家計簿で費目分けをするのは、分析しやすくするため
- 家計簿の紐区分けに正解はない
次の章では、実際に我が家の家計簿の費目分け例を紹介していきます!
【体験談】我が家の家計簿費目【変動費】
私は結婚してから10年近く家計簿をつけていますが、年々改良を重ね、今では我が家に適した費目分けとなっています。
我が家の家計簿の費目分けは、下記の通りです。
- 食費
- 雑費
- ガソリン代
- 食費(贅沢)
- 雑費(贅沢)
- レジャー代
- その他
それぞれ詳しく紹介していきますね。
食費
食費はお菓子や嗜好品など細かく分けずに、すべてまとめて集計しています。
牛乳も季節のフルーツも家族みんなで食べるアイスも、我が家ではすべて「食費」です!
ただ、我が家は夫婦共に自宅でお酒を飲む習慣がないため、食費をまとめて管理している部分も大きいです。
例えば「お酒代を節約したい」「子供のお菓子を買いすぎている気がする」などの悩みがあるなら、お酒代やお菓子代を食費と分けて記録するのも良いでしょう。
後述しますが、我が家も外食代は分けて記録しています!
雑費
食費以外の日用品はすべて「雑費」として記録しています。
子供が小さいときは、おむつ代や粉ミルク、ベビーフード代などを「赤ちゃん費」として管理していました。
ただ、息子も日中のおむつが外れたので、今ではおむつ代もすべて雑費に含めてしまっています。
このように、家計簿の費目は家族の年齢やライフスタイルに合わせて変更していくのもOKです!
ガソリン代
普段の買い物や子供の送り迎えに車を使う程度ですが、ガソリン代は分けて管理しています。
なお、クレジットカード払いなので、明細を見て家計簿に転記しています。
食費(贅沢)
外食については普段の食費と分けて「食費(贅沢分)」として管理しています!
夫婦ともに料理が嫌いなので、外出の際は面倒になり外食してしまうことが多いです……
ただ、家族仲良く外食できるのも子供が小さいうちかな、と考え、ある程度の外食はやむなしと考えています。
また、惣菜については悩んでしまうのですが、我が家では「食費」に含めています。
雑費(贅沢)
判断が難しいのですが、生活必需品以外の日用品費やたまにしか買わない衣服費は「雑費(贅沢分)」として管理しています。
雑費と雑費(贅沢分)の区別を言語化するのは難しいのですが、こんな風に分けています。
雑費 | 雑費(贅沢分) |
---|---|
・洗剤 ・シャンプー ・子供のおむつ ・サランラップ | ・化粧品 ・書籍 ・文房具 ・洋服 ・インテリア小物 |
雑費を贅沢分と分けたのが数年前なので記憶があいまいですが、確か「普段使っている日用品の金額を把握しておきたい」「たまにしか買わないもので家計が赤字なのか普段から赤字なのか知りたい」などの理由で分け始めたのだと思います。
レジャー費
家族と外出したときにかかるお金や交際費は、レジャー費として管理しています。
我が家がレジャー費に含めるのは、主に下記の費用です。
- 遊園地などレジャー施設の入場代
- レジャー施設に行くまでの移動費(公共の乗り物を利用した場合)
- 帰省の際のお土産代
- 私が映画や整体に行ったときのお金
上記を見てわかるように、私の趣味やメンテナンスにかかるお金もちゃっかりレジャー費に含めています。
この辺りは、夫婦のお小遣いをどうするのか、どこまで家計で負担するのかを決めておく必要がありますね
その他
突発で発生した費用や金額が大きいものは「その他」として集計しています。
直近では、息子のメガネ代や洗濯機の修理費用、子供の誕生日プレゼントなどが「その他」に含まれていました!
その他は性質上、発生しない月もあれば10万円超えで発生する月もあります。
【体験談】我が家の家計簿費目【固定費】
先ほど紹介したのは、家計のうち「変動費」であり、家計簿をつける際には「固定費」も管理するようにしています。
我が家の固定費は、下記の項目です。
- 住宅ローン
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 通信費
- 小遣い
- 先取り貯金
費目の名称見れば、内容は予想がつくものばかりだと思います
なお、お小遣いに関しては夫は手取り収入の1割で、私は毎月1万円で固定です。
夫は頑張りが小遣いに反映されていいな~と羨ましがりつつ、私も家計でちょこちょこ自分の買い物をしています
固定費の節約方法については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
【補足】固定費に含めていないもの
先ほど紹介した固定費の中に、含めていない費用もいくつかあります。
雑誌の家計診断などで書かれていることが多いにもかかわらず、我が家の固定費に含めていないものは、主に下記の通りです。
- 子供の教育費・給食費
- 保険料
- 各種税金・健康保険料
- 住宅ローン以外のローン支払い
これらのお金については、発生時期および金額が決まっているため、あらかじめ前年度のうちにボーナスなどを活用して積み立てて年払いにしています。
保険料は年払いだと割引になることも多いので、確認してみるのがおすすめです!
また、住宅ローン以外では借入をしていないので、自動車ローンの支払いなどはもともと発生していません。
年間特別費を管理する重要性や管理用のフォーマットは、下記の記事で紹介しています。
自分に合う家計簿の費目を設定するコツ
家計簿の費目に正解はなく、各家庭で記録、分析しやすいものを設定することが大切です。
自分に合う家計簿の費目を設定するコツは、主に下記の通りです。
- 市販の家計簿を参考にしてみる
- 特に管理したい費用の項目を細かく分ける
- 分類に悩むお金があったときにはルールを決めておく
- その他が高額すぎるときは項目追加を検討する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
市販の家計簿を参考にしてみる
「家計を何の費用で分けたらいいか、まるでわからない」といった場合は、市販の家計簿を参考にするのがおすすめです。
最近では、SNSで家計簿公開している人も多いので、そちらを参考にしても良いですね
特に管理したい費用の項目を細かく分ける
家計簿の一般的な費目を理解したら、自分が特に管理したい費用を費目として個別に設定してみるのも良いでしょう。
他には、我が家みたいに外食と自宅での食費を分けて記録したい場合は、食費と外食費を設定しても良いでしょう。
特に節約したい費用について、個別に費目を設定するのがおすすめです!
分類に悩むお金があったときにはルールを決めておく
家計簿をつけていると「この支出は何費だろう」と悩んでしまうこともあるはずです。
例えば、下記の費用について悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。
- メガネは「雑費」「衣服費」「医療費」のどれ?
- コンタクトは「医療費」にしたけど、コンタクト洗浄液は何費?
- 旅行で食べた食事代はレジャー費それとも食費?
上記については、正解はなく、各家庭で決めてしまってOKです!
例えば、メガネは雑費と決めたら、次にメガネを購入したときも雑費としましょう。
コンタクトは医療費でつけて、コンタクト洗浄液は日用品費なら、毎回それを続けます。
ルールを統一する際に不安なら、家計簿の空いている箇所にルールをメモしておくのもおすすめです!
その他が高額すぎるときは項目追加を検討する
家計簿をつけていると、どの費目にいれるべきかわからない支出が発生することがあるため「その他」を設けておくと便利です。
その他を設けておくと費目がわからず、家計簿に挫折することがなくなります
ただし、家計簿をつけていて「その他」が余りにも多いのであれば、その他の内訳を確認し、項目追加やルールの追加を検討しましょう。
家計簿の目的は、支出を記録し家計を分析しやすくすることです。
例えば、その他の中で定期的に発生しているお金があれば、費目として追加を検討するのが良いでしょう。
家計簿の費目に関するよくある質問
最後に、家計簿の費目設定についてのよくある質問を回答と共に紹介していきます。
- 家計簿では、家電購入代は何費になる?
- 家電の購入が突発的なものであれば「特別費」に分類しても良いでしょう。
貯金を切り崩さなくて良いように、不測の事態に備え、特別費を積み立てておくのがおすすめです。
▶特別費の積み立てについて詳しくはコチラ
- 家計簿でメガネは何費にすればいい?
- 家計簿でメガネ購入費用は「医療費」や「衣服費」などに分類できます。
どの費用に分類しても良いですが、一度決めた費目はその後も変更しないことをおすすめします。
【まとめ】家計簿の費目は各家庭でアレンジしていきましょう!
家計簿をつける際には、費目わけをする必要があります。
企業会計と異なり費目分けにルールはないので、各家庭に合うものを設定すればOKです。
ただし、費目について一度決めたらルールを統一し次月以降も同じルール、費目で家計簿をつけていきましょう。
最初のうちは、費目について悩みルールの変更を余儀なくされることがあるかもしれません。
しかし、それでも家計簿を続けていけば自分に合う費目が見つかり、家計の分析もしやすくなるはずです。
本記事を読んだ人が1人でも多く、家計管理に役立つ家計簿を作れることを願っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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