この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
生活防衛資金ってどこに預ければいいの?
生活防衛資金を貯めたら、手数料が無料の普通預金口座に預けておくと良いですよ!
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、生活防衛資金の預け先について解説していきます。
生活防衛資金とは、不測の事態に備えて貯めておくお金です。
病気やケガなどで収入が減ったときのために、半年から1年分程度の収入や生活費を用意しておく必要があります。
生活防衛資金を貯めた後は、不測の事態に備えるためにいつでも引き出しやすい銀行口座に預けておくのがおすすめです。
本記事では、生活防衛資金の預け先やおすすめの銀行口座について解説します。
生活防衛資金については、下記の記事で紹介しているので、あわせてお読みください。
- 生活防衛資金の預け先がわかる
- 生活防衛資金を誰名義で預けるべきかわかる
- 生活防衛資金を預けるのにおすすめの銀行がわかる
生活防衛資金はどこに預ける?
生活防衛資金は、不測の事態に備えて用意しておくお金なので、いつでも引き出しやすい銀行口座に預けておくのがおすすめです。
タンス預金にしても良いのかもしれませんが、出先で必要になったときに引き出せない、盗難リスクがあるのであまりおすすめできます。
生活防衛資金の預け先として考えられるのは、下記の通りです。
- ATM利用・振込手数料が無料・安い銀行
- いざとあったときに対応しやすい普通預金口座
- ネット銀行なら金利も高め
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ATM利用・振込手数料が無料・安い銀行
生活防衛資金を貯めるのであれば、ATMの利用手数料や振り込み手数料が無料の銀行を選びましょう!
毎月定期的に貯金していくのであれば、振り込み手数料やATMの利用手数料はできるだけ節約したいですよね
なお、近年では口座に預けている金額や利用しているサービスにより、ATMの利用手数料や振込手数料の無料回数が決まっている銀行口座も多いです。
自分の場合、何回手数料が無料になるのか確認しておきましょう!
いざとあったときに対応しやすい普通預金口座
生活防衛資金を貯めるのであれば、いざというときに引き出しやすい普通預金口座に預けておきましょう。
生活防衛資金はあくまで何かあったときに使うお金であり、利息で増やしていくことは想定していません。
利息は低くても、預けやすく引き出しやすい銀行口座を利用しましょう!
なお、生活防衛資金は給料の受取先口座と同じでも問題ありません。
ただし、口座残高のうち、いくらが生活防衛資金でいくらが生活費なのかを把握しておく必要はあります。
ネット銀行なら金利も高め
普通預金口座に預けるけれど、少しでも利息が欲しい!と考える場合には、メガバンクではなくネット銀行に生活防衛資金を預けておきましょう。
2024年4月時点のメガバンクの普通預金金利は約0.02%に対し、ネット銀行ではキャンペーンなどを利用すると0.1%程度の金利で預けられる場合もあります。
0.1%でも金利は低いと感じますが、メガバンクと比べて5倍なのは大きいですね!
1ヶ月で複数回ATM手数料を無料にしているネット銀行もあるので、利息だけでなく利便性も高いのが特徴です!
夫婦それぞれの名義で生活防衛資金を用意するのもおすすめ
結婚している人であれば、夫婦どちらかではなくそれぞれの名義で半額ずつ生活防衛資金を預けておくのもおすすめです。
夫が入院などの事態が起きても、妻名義で自由に動かせるお金が多ければ対処しやすいですね
我が家でも、合計300万円分の生活防衛資金を用意しているのですが、夫と私で150万円ずつ普通預金口座に預けています。
生活防衛資金の預け先におすすめの銀行口座
本記事で解説してきたように、生活防衛資金はいつでも引き出しやすい普通預金口座に預けておくのがおすすめです。
また、不測の事態が発生しない場合、ずっと預けておくため、少しでも金利が高いネット銀行に預けるのが良いでしょう。
生活防衛資金の預け先に適している銀行は、主に下記の通りです。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- じぶん銀行
- あおぞら銀行
それぞれ詳しく解説していきます。
住信SBIネット銀行
- ATMの利用手数料や振込手数料が月5回以上無料!
- 「アプリでATM」を使えばキャッシュカードがなくても入出金できる
- 最大10個まで目的別口座を作れる
住信SBIネット銀行は、使い勝手がよく生活防衛資金の預け先に適しています。
住友信託銀行(現三井住友信託銀行)とSBIグループにより設立された銀行であり、SBI証券との連携のしやすさも特徴です。
住信SBIネット銀行では、目的別口座を10個作れるので、生活防衛資金用や余剰資金の預け先にも適しています。
楽天銀行
- 優遇金利を利用すれば0.1%の利息を受け取れる
- ATM利用手数料・振込手数料の優遇を受けられる
- 楽天市場でのポイント還元率が上がる
楽天銀行は、楽天モバイルや楽天証券、楽天市場での買い物などを普段利用している人におすすめの銀行です。
ポイント制度の改悪が騒がれることも多いですが、楽天経済圏はやはり強いですよね
楽天銀行では、楽天証券と楽天銀行の連携をすませるだけで、普通預金金利が優遇され0.1%になります。
金額に上限があるとはいえ、一定額までは優遇金利で生活防衛資金を預けておくだけで利息が受け取れるのは嬉しいですね。
じぶん銀行
- 金利は最大0.3%
- 100万円以上預けているとATM利用手数料・振込手数料は月10回まで無料
- 他行からの入金を自動化できる
じぶん銀行は、三菱東京UFJ銀行とKDDIの出資によって設立されたネット銀行です。
ただ実際には、0.3%の条件を達成するのは難しいため、手軽にできる下記の条件をクリアするのがおすすめです。
- au PAYアプリの設定
- auマネーコネクトの利用
上記達成するだけでも、0.15%になります
また、じぶん銀行は100万円以上の残高があれば、ATM利用手数料・振込手数料が10回まで無料になります。
メインバンク兼生活防衛資金の預け先としても、活用可能です!
あおぞら銀行
- 通帳・印鑑は不要でパソコンやスマホアプリで口座開設から取引が完了
- ゆうちょ銀行のATMなら何回でも手数料が無料
- 普通預金金利が0.2%
あおぞら銀行は、ネット銀行ではなく普通銀行ですが、インターネット支店「BANK」が用意されています。
あおぞら銀行では、ゆうちょ銀行ATMを何度でも無料で使えるので、自宅や職場の近くにゆうちょ銀行ATMがある人におすすめです。
加えて、普通預金金利は0.2%とメガバンクの金利と比較して約10倍と非常に高いです。
生活防衛資金を預けつつ、利息の恩恵も受けたい人に向いています!
生活防衛資金が貯まった後は投資に挑戦しよう!
生活防衛資金を貯めきったら、次は余剰資金を投資に回すのもおすすめです。
100万円預けていても、1年間で1,000円しか受け取れない計算です(税金を考慮していません)
それに対し、S&P500やオルカンなど人気の高い投資信託であれば、年間利回り10%程度も期待できます。
将来の老後資金や十数年後に使用する予定の子供の学費などであれば、定期預金として預けるのではなく、投資によってさらに増やすことも検討しましょう。
資産の一部を投資に回すことで、預貯金だけで保有しているときよりも、インフレリスクに備えられるのもメリットです。
特に、2024年からは新NISAの運用も始まったので、毎月100円程度から気軽に投資を始められるようになりました。
家事や育児で忙しい障害児育児中のご家庭でも、インデックス投資なら取り組みやすいですよ
障害児育児中のご家庭に新NISAをおすすめする理由は、下記の記事で詳しく解説しています。
【まとめ】生活防衛資金は預け先まで決めておこう
生活防衛資金を貯めるときは、何かあったときに引き出しやすい普通預金口座に預けておくことをおすすめします。
また、生活防衛資金は半年から1年程度の生活費を貯めておく必要があるため、一度に貯金することが難しいご家庭も多いはずです。
毎月少しずつ積立貯金をする場合も考慮して、ATM利用手数料が無料の銀行を選ぶのも良いでしょう。
本記事でおすすめした生活防衛資金を預けるのに適した銀行は、下記の4行です。
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
- じぶん銀行
- あおぞら銀行
生活スタイルやメインバンク、金利などに応じて選択するのが良いでしょう!